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詩集

忌むべき権力者に捧ぐ

作者: 楓 海

 読んで戴けたら嬉しいです。

 老婆が背中を丸め写真を撫でている

 撫で過ぎて被写体がすっかり褪めて·······

 けれど想いは色褪せる事は無い


 生命体総てが闘いを好むのかは解らない

 文明を築くより遥かに天才的に奴らは

 心を潰していく


 人殺し、人殺し、人殺し········


 お前だよ、お前!

 お前が口先で命令して

 百万、億万の命を殺したんだ

 そしてその数よりも遥かに上回る心を潰したんだ


 自分に溺れた政治家の戯言は

 更なる人殺しを広めて

 遂行される虐殺ゲームは楽しいだろう


 一番穢い奴ほど自分の手を汚さない

 穢い奴ほど正論をほざきやがる

 地獄を国民に押し付けて

 戦争はチェス盤で行われてる訳じゃ無い


 憎まれればいい

 恨まれればいい·······

 決して許されなければいい·······

 この虐殺魔に最高の蔑みを·······


 そう願わずにはいられないんだ

 たった一人の彼女を見ているだけで·······




読んで戴き有り難うございます。m(_ _)m

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― 新着の感想 ―
[一言] 自分に溺れた政治家の戯言は 更なる人殺しを広めて 遂行される虐殺ゲームは楽しいだろう このフレーズ以降のフレーズ、すごく辛辣ですね… でも、本当にこのフレーズの通りだと思います。 しかも色…
2023/11/09 20:10 退会済み
管理
[良い点] 自分に溺れた政治家 まさにその通りです。 映像などを見ていても、弱いものイジメでしかないです。大国が小さな国に新略するなんて、あってはならない事です。 平和的な解決で、早く終わってほ…
[良い点] 久々のなろう投稿お疲れ様です争い事からは何も生まれない。みんな解っているはずなのに、それだけ少なくなったのかな…戦争経験者が……
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