神様のために歌った タバコを吸った
詩
ソフトクリームは売り切れだって
つまらない
退屈だからタバコを吸いに外へ出た
外はザンザンぶりだった
雨の音が煩い
神様にも哀しいことがあるのだろうか
隣の国が世界を壊すと言っている
これで何回目かな
そろそろオオカミ少年みたい
でも本当に言いたいのは
もっと違うことなんじゃないかな
夏の終わりには
同じ大地の上で男の子が血に染まって笑っていた
もしかしたらあたしとあの子は
いい友達になれたかもしれない
19人の誰かがこの世を去る前に
神様が世界を作るときに思い描いたのは今のこれかな?
沈黙と静観が本当の愛なのかな
小さくハミングしたら雨の音に掻き消された
仕方がないからタバコを吸った
煙は空まで届かなかった
雨が降っているからだ
でも何かしたくなったんだ
とりあえず今日は1日喪に服そう
あの黒いドレスを引っ張りだして
読んでくださってありがとうございます。