特に必要としてはいない
特に必要とはしていないものばかりだ
何かに執着しているように見せかけているだけ
、何故 そう振る舞っているのか 昔の私には理由があったのかもしれないけれど 今では それも思い出せない
ただただ 価値を見ようとすると苦痛しかないから敢えて無いようにしているのか 装っているのか そんな違いでしかない
根本にあるのは ただただ紙を喰むようだ というそれ だけだ
幻想や幻影に目を向けようとするのは 一種の生存本能からなのかもしれない
頭を騙すことでしか息を続けられなかった
昔の私はもう少しだけは賢かったような気がするが いつの間にか 脳が退化したのかもしれない 否 見るのをやめたんだろう 違う部分だけ動けばよいと
真っ白にするのなら 特に何にも執着も興味も無いのだ
先輩も仕事も人間関係も 手でふらふらと 要らない と それできっと事足りるくらいには 浅いそれしか築けていないし 残っていない 私の中で
でも それをしない
私は 結局 型通り 息をしている
別に強制されて居る訳じゃない
ただただ記憶や感情が私の脳や手足を動かす
、そういうことでしかないよなぁ と
ただただ脳のそれ に付き合って私は 感情や心や 時間に身を置く