こうして、こうして
ミコナとルイネとエンファがゲームで遊んでるのを、ウルとティーさんとガーが見守ります。
するとミコナが、
「やってみる?」
って、ウルに。
「いいのか? じゃあ、遠慮なく」
そう言って、ミコナがやっていたようにタブレットの画面に触れます。
「ほうほう、こうして、こうして、こうか」
まったくの初めてなのに、ミコナがやってるのを見ていただけで、ある程度は理解できていたみたいで、基本操作は難なくこなしてみせました。
実はミコナのママも、ミコナがまだ小さかったから見ている前ではゲームとかしてませんでしたけど、決して嫌いなタイプじゃありませんでした。いわゆる<アクションゲーム>が得意で、次いでRPGも割と好きだったのです。有名タイトルについては概ね履修している程度には。
一方、ハカセの方は、いつもパソコンとかタブレットを触っているのでよく勘違いされるんですが、
『ゲームをしてる時間があるのなら発明をしていたい』
というタイプだったので、逆にほとんど触ったことがなかったり。ゲームのタイトルくらいは知ってても、やったことはありません。
なので、ミコナも、今のサンドボックスゲームの遊び方については、ネットで配信されてる<プレイ動画>を参考にして覚えたという。
ルイネとエンファは、ミコナから教わりました。
で、ティーさんはルイネと、エンファはガーと一緒にプレイをすることに。
そして、そんなみんなを、高いところからオウが見下ろして、
『まったく……こいつらはなにをしてるんだ……』
呆れ顔。
ただ、ガーが上手く操作できない様子を見ているうちに、
「ええい! どけっ! 俺がやる!」
割り込んできてさささっと、操作して見せました。
興味ないフリをしていて、実はみんながプレイしているのをしっかりと見ていたんですね。
しかも、
「こうして、こうして、こうだ!」
ガーにやり方を教えていたりもするんです。




