566/830
もしかしたら
こうしてお茶会を終えたミコナ達は、来た時と同じようにしてワゴン車に乗り、家に帰ります。
「セイラさんって本当に立派なすごい子だよね」
ルリアは笑顔でそう言った後で、
「だけど、大叔母樣の気持ちもなんとなくわかるような気がする。自分がセイラさんの体に宿ってしまったことで彼女を無理に大人びた子にしてしまったんじゃないかと考えてしまうのもね」
少し寂しそうにそう口にしました。
けれどそれに対してウルは、
「確かにそうかもしれないけど僕は、セイラ自身は別に気にしてないんじゃないかなって思う。だってそうじゃなかった場合のセイラはいないんだから、比べられないし」
するとティーさんも、
「そうやな。ワイもそう感じる」
と言った上で、
「けど、大叔母樣が『もしかしたら』って思ってまうんはそれとはまた別かもしれへんなとも思うんや」
とも口にしたのでした。




