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お互いに頭を下げ合うのが
セイラと大叔母樣のやり取りを見て、ルリアは目を細めます。
自分もかぷせるあにまるとしてミコナやハカセと再会できたことにとても感謝していたことで気持ちが察せられてしまったからですね。そして、
「皆様のお役に立てたのでしたら、本当に幸いです」
と改めて頭を下げました。それに倣ってミコナもウルもティーさんもガーも頭を下げます。
そんなルリア達に大叔母樣も、
「これはこれはご丁寧に」
再び頭を下げて。
そこにお手伝いさんがお茶を持って来てくれたことで、
「ああ、お茶が来ましたね」
お互いに頭を下げ合うのが止まりました。
そうしてお茶の用意がされて、みんなでよばれます。
「ミコナさんはお砂糖は?」
セイラに聞かれて、遠慮することなく、
「お願いします」
笑顔で言えました。するとお手伝いさんがお砂糖を、まずは一匙入れて、続いて二匙入れたところで、
「ありがとうございます!」
と声を上げたので、お手伝いさんも手を止めたのでした。




