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それは今から何百年も昔

それは今から何百年も昔、人が科学技術を発達させていろんなたくさんのものを一度に作れるようになって、いっぱい贅沢ができるようになった頃、だけどその一方で、たくさんの毒ができることを知らなくて、それで毒の消し方も知らなくて、世界に、いっぱい、いっぱい、毒が溢れてしまって、たくさんの恐ろしい病気が次々と広まってたくさんの人が苦しんで悲しんでとしていた時の話です。


ある日、一人の宇宙人が宇宙船に乗って現れて、人々に、


「このままではもっと大変な事になります」


と、告げました。だけどその頃の人々は、自分達が便利な生活をするために作ったものが毒を作り出していることには気付いてなくて、今の便利な暮らしを諦めて昔に戻るような言い方をする宇宙人の言うことは聞いてくれませんでした。


それでも、宇宙人は諦めることなく、何が毒を作っているのか、どうすれば毒を消すことができるのか、減らすことができるのか、根気強く人々に説明していったのです。


もちろん、最初は誰も耳を貸してくれませんでした。でも、一人の科学者が宇宙人の言うとおりにすると本当にそうなることを確かめると、その科学者も宇宙人と一緒になって人々に本当のことを語るようになりました。


だけどまだ、人々は聞く耳を持ちません。その中で、毒に苦しむ人はますます増えていきました。


すると今度は、自分の家族が毒に苦しめられている科学者が、ワラにも縋る想いで、宇宙人と、最初に宇宙人の言うことを聞いた科学者の言ったとおりにやってみました。そしたら、やっぱりその通りになったのです。



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