始まりの感情
あぁ。いつまで続くんだろ。
頭に水をかけられている最中、ふとそう思った。
「おい。なにボーっとしてんだよっ!!!」
僕の態度が癪に障ったのか、勢いよく殴られた。
痛い。でもこれで気が済んだならそれでいい。これで終わるなら。
僕は別に少し前までは普通に暮らしていた。普通に友達と遊んでたし、普通に出かけていたりもした。
でも、ある日突然変わってしまった。
僕の学校には、俗にいう「いじめっ子」というやつらが存在していた。極力僕はその人たちから避けていたし関わらないようにしてた。
でも、友達がいじめられているのをどうしても許せなかったし やめさせたかった。
助けようと、そいつらの元に飛び飛んでやめさせようとした。
そしたら、こうなった。
「ナオヤ。俺たちの遊びを何だと思ってんの? なぁ。 何とか言ってみろよ。」
「なんとか」
また殴られた。
腕っぷしが特別強いというわけでもなく、頭がいいというわけでもなかった僕は案の定ターゲットにされ
今に至っている。
今では、友達も遊んでくれない。話すら聞いてくれない。僕が飛び込んで助けようとした友達はターゲットから外れ、普通に戻れたそうだが あれ以降一切絡まなくなった。
ボッチになった僕は毎日 何かされる。
はぁ。こんなのいやに決まってる。そりゃそうだ。痛い思いや、冷たい思い、あらゆる「嫌」という気持ちがつもりに積もってる。
早く変わりたい
いや、変わればいいのに。
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初めまして、傷あり人間と申します。初の投稿となります。よろしくお願いします。
こんなめちゃ暗い感じで始まりましたが、次回か次々回には 暗いのが少しは楽になると思います。
とりあえず わかりにくいと思うので まず舞台
今回のお話の舞台はどこにでもある中学校の話です。
人物紹介
・ナオヤ 主軸の人物です。今までとがった事などはしていない 普通の中学生です。怒りっぽいところがあり、その「怒り」が重要になると思います。
読みにくい所がたくさんあると思います。ごめんなさい。
何とか、わかりやすく書けるよう努力します。
ではまたよろしくお願いします。