5 勉強がめんどい理由
暇ではない筈なのに、凄く暇である。
この矛盾を起こすものと言えば勉強である、とされる。
全小中高生の悩みだと思う。(大学は知らん)
今度、テストがある。
この高校は美術科なので、そこまでテストの点数にはこだわらなくていいのだが、先生曰く、ある程度は取れないといけないそうな。
なので、点数を撮るため勉強をしないといけない。
俺は勉強は苦手だ。
なのに今、家で勉強をしている。
(今は休み時間である。)
なぜなら、今日学校で担任先生に脅されたからである。
「次の中間テスト。3科目以上赤点をとった場合、必然的に懇談をすることになります。また、一科目でも1桁しか点が取れなかった場合も同様です。」
黙れブロッコリー(俺の担任)。と思ったが、さすがに懇談は困る。
まぁ勉強はめんどくさいだけで、苦しかったり、しんどいでは無い。
俺はドマゾなのだ。
ちなみに、他のみんなは殺気のこもった(たまに、死にかけた)眼差しをブロッコリーにぶつけていた。
しかし、うちの担任は優しかったり授業がわかりやすかったりするので、別に嫌われていない。ブロッコリーってあだ名も髪の毛が天パだからだし。
今回のテストは、中学の時の言い方で言う所の中間テストだ。(うちではこういう言い方は特にない)
テスト実施期間はわからん。(確認していない。)
科目もわからん。(上か右に同じ。)
俺からすると勉強の最大の難点は、字を書くことがめんどくさい点だと思う。
デッサンなら、3~4時間やっても全く苦にならないのだが、字を書く時やはり手先だけを動かし続けると手の細胞が死んでくる。(言い過ぎ)
デッサンは手首だけでなく、腕全体を使って鉛筆を操る。
なので、あまり疲れることは無い。
そもそも好きでやっていることだし、疲れるわけがないのだが。
そろそろ休み時間が終わる。
腕にアドレナリンをぶち込みたいところだが、薬物乱用の話を聞く限りそれも乱用なんだと思う。
だから、やらない。やりたくない。めんどくさい。
というわけで、勉強に戻ります。