4 腹十一分目
朝飯は食わない。
いつもカフェオレだけ飲む。
でもそれは、今日で卒業する(かも)。
朝カフェオレは、当然だが午前中必要な栄養素やエネルギーを摂取出来ない。
結果、3時間から4時間目にはクタクタになっている。
では何をすればいいか。
まあ決まっているが、飯を食べればいいのだ。
だが、一番の問題は「朝飯は喉を通らない」ということだ...
コーヒーとミルクをコップいっぱいに注ぎ、それをよく混ぜて飲む。
これを毎日続けていると、胃袋が「朝はこんなもんだな」と、コップ1杯分だけ胃袋を大きくするのだ。
結果、コップ1杯以上の分量が喉を通ることは出来ない...
1杯でいっぱいになるわけだ。(すみません)
というわけで、訓練をする。
訓練(朝ごはんを食べるだけだけど)当日。
いつも通りの時間に起き、食卓に座った。
今回の初訓練の内容は、「食パン~野いちごジャムをのせて~」である。
...今思えば、無謀と言うより、ただの阿呆行為だったのかもしれない...
今回、決定的なミスを2つ犯した。
1つ目、いつものカフェオレ1杯をパンを食う前に一気飲みしてしまったこと。
当然だが、最初に胃袋をいっぱいにしたら、あとは全く喉を通らない。
特攻するはずが、篭城戦になったわけだ。
さて、もうひとつだが…
これは準備不足の部類だ。
それも、後戻りができないタイプのやつだ...
俺は、前日アラームをかけ忘れていた。
いつも通りの時間に起きたのだ。
...いつも通りの時間に起きたのだ...
(大事なことなので、2回言いました。)
パンを食うには、俺は7,8分はかかる。
そして、いつもの時間とは通学の電車を使って高校の門限に間に合うギリギリの時間。
5分でも家から出るのが遅れると、遅刻する。
家を出たのはいつもの時間より、五分ほど遅い...
これでも、無理だと思ってパンを半分残して来たのだ。
全ては俺の計算不足...
くっそォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!(俺が現役高校生のテンションである。)
というわけで遅刻しました♪