ザ・ビギニングストーリー
最近思います、嘘です今思いました。
小説書くのはいいけど、見てくれる人は楽しんでくれてるかなって。
まぁ、楽しいから好きにやらせていただきます(笑)
気が付くとそこは、見覚えのない場所で、俺はベッドの上で寝ていた。
というかここどこだ?
なんか妙に綺麗な木造建築の小屋だな。
ここの家主はいないのか?
俺に掛けられていた毛布を跳ね除け、家主が居ないか家中歩き回る…というほどでもなかった。
俺が寝ていた場所は二階らしく、はしごを使って降りると、そこには家主らしき人物が居た…が。
少し若すぎる、見た目は俺と同じだろう、見たところ他の人が住んでるような形跡は見当たらない。
家賃どうしてるんだろうなぁ。
色々考えながら、家主らしき人物に近寄ると、家主が振り返り声を掛けてくる。
「やっと起きたの?もう三日も寝てたよ」
三日も!?女神様達困ったろうなぁ。
的外れだとは思うがこれしか考えれなかったんだ許してくれ。
「じゃあ、君も起きたことだし、朝は一緒に食べようか」
服装は藍色の半袖、白の長ズボン、髪は金髪、目は青、変わった容姿だが、女神様に比べると微妙に思える
「なんでいきなり落ちてきたの?」
「?、落ちてきた?あぁ、あれか」
眠る前、三日ほど前のこと
「いってらっしゃい♪」
「ご武運を」
「うおおおおおぁぁぁ!?!?」
ってことがあったな
もし死んでたら恨んでたのに…チッ
「どうした?」
「えーっと…俺さ、この世界じゃない場所から来たんだよ」
「え?ってことはこんな狭い世界じゃなくてもっと広い世界があるのか!?」
「あぁ、美味しいものも楽しいこともいっぱいあるぞ、話してやろうか」
「うん、聞きたい!」
向こうの生活、どういった経緯でここに来たのかを、とりあえず話した。
詳しく説明するのは面倒だから割愛だ。
「へぇ、お前…エイキは女神様に大事な頼まれごとされたのか、それをするためにこの世界に来たんだな」
自分に起こったことを全部話している間に名前も一応聞いておいた。
コイツの名前はルイス・レイナスって言うらしい、やっぱり異世界だから英名なのかな?
「あぁ、そうだ」
「でもなぁ」
何か思うところがあるらしく、しばらくルイスは考え込む。
「何か問題があるのか?」
「あぁ、遺跡を探索するなら国の許可がいるんだよ」
なんだって!?
国に交渉とか俺が出来るわけないだろ!
「でも…」
「一つ方法がある…かも」
「それは…?」
「ギルドだよ」
「ギルド…?」
オンラインゲームでよくあるあのギルドか?群れるやつだろ?嫌だな。
でも俺にはその手段しかないならそれしかないか…よし
「じゃあ、行ってくる」
「ど、どこに?」
「そりゃあ、ギルドって場所だろ?」
「王都の場所は分かるのか?」
「…わからない」
「ギルドの場所は?」
「し、知らない」
この世界に来たのがこれが初めてなのに、知ってたら驚きだ。
しばらく、ルイスが考え込む様子を見せると…
「俺もギルドに行く」
「え…?」
「実はさ、俺は前からギルドに入りたかったんだけど、一人だと不安だったから、誰かと一緒にギルドで働けれたらなって思っててさ」
俺のように無理矢理付き合わせてるようで少し悪いけど、俺一人で、何もわからない場所をウロウロするよりはマシだろう…
「そういうことなら、よろしく頼む」
そう言って手を差し出す。
「あぁ!」
ルイスも力強く握り返してくれる。
ルイスは、準備があると言って、二階に上がって行った。
なんと王都には美味しいものが沢山売っているようで、昼からなら一杯食えるだろうということで昼から出発することになった。
すると突然、自分が着ている服から、ピピピッという機会音がバイブと共に聞こえてくる。
あぁ、そういや通信機渡されてるんだったか、音がなる方に手を伸ばし、その通信機を取り出すと、その機械からホログラフと思えるような物が飛び出し、女神様とメイドの姿が映し出された。
「あー、あー、マイクテストー」
「堕女神様、無様な姿で、だらしない声を晒さないでください」
映し出された女神様の姿は黒の水玉模様のパジャマだった。
こんな時間からパジャマなんて、さっきまで寝てたんだろうか
「何のようですか?」
俺が尋ねると、女神様は少し眠そうな顔をして
「特に無いですよ?強いて言うなら、無事ですか?ぐらい」
危険だったのか!?
「まぁ、無事そうで良かったです、あなた、その服じゃ動きにくいでしょう?なら服はこの中から選んで下さい」
そう言うと俺の目の前には別のタブが開かれ、そこにはAm○zonのように並べられた服。
「えっと…」
「そこから好きに着替えを選んでください、全て新品同様の綺麗さですよ」
もはやゲームだよな…これ
じっとホログラフに並べられた服をしばらく睨みつける。
気に入った服を順番に上から並べて選択。
すると俺の服は光の粒子によって包み込まれ、いつの間にかそれも消えていると、俺の服装は、この世界に丁度、似合うような洋服になっていた。
黒のジャケットに赤のTシャツ、黒の動きやすそうな質の黒いズボン。
あれ?これ普通の人から見たら
物騒な人じゃないか?まぁいいか
「そういえば、この世界は危険な魔物が棲んでるから、このどれか好きな武器を持って行きなさい、いわゆる初期装備ですから」
次は、さっきまで服の一覧だったものが、ホログラフが回転すると、いろんな武器が揃えられていた。
「いっぱいあるなぁ…」
そこの表示されているのは、俺達の世界では一般人が持ってはいけないものばかりだった。
剣…弓…ナイフ…ハンマー?
鈍器から鋭器まで、更には銃もあった。
この世界は安全なのだろうか、いや、安全にするのがギルドなんだな
「じゃあ、これと…これか」
出来るだけ身を軽くしたいため、ダガーとも言えるような小刀と、遠距離にも対応出来るよう、少し大きめの銃をホログラフから出現させる。
「持ちにくいな、滑り止めはないのか…?」
そう考えた俺は、もう一度服の一覧を流しながら見ていく
「この列はまだ違うか…」
しばらくスクロールしていると、滑り止めに適したグローブが表示されていた。
今俺が着ている服に合わせて、グローブも黒に合わせてみる。
「よし…」
準備が終わり、タブを閉じて、女神様たちの様子をみてみると、女神様が玉座らしき椅子の上で毛布を被って寝てしまっている。
メイドは俺が視線を合わせると
「準備は終わったようですね、頑張ってください、その世界の民は友好的ですから、迷ったらなんでも聞いてみるといいでしょう」
「色々ありがとう」
メイドは少しだけ微笑み、「では」と言って、プツッという音と共に通信は切れた。
それと同時に準備を終えたルイスが少し長い木の棒を持って降りてきた。
「あれ?服装変わった?向こうの世界って不思議なことが出来るんだね」
「…凄いだろ」
女神様の力だけど、まぁいいや
「ところで、その棒はなんだ?」
「これ?杖だよ」
どうやら聞くところによると、この世界には魔術的要素があり、ルイスはその魔法を扱える素質があると師匠に言われたらしく…師匠?
「師匠って、誰なんだよ」
「あぁ、師匠は親みたいな人でさ、捨て子だった俺の面倒をずっと見てくれてたんだよ。
白黒の仮面被って、白のロングコートで、変な人なんだよ、顔は見たことないんだけどね。
それで、師匠は俺が十五歳になった時にさ、お前は一人で生きて行くんだって言って、それから師匠の情報も無くて、何してるか分からないけど…今頃なにしてるんだろうな」
「また会えるといいな」
なんとなく俺が返事を返すと、ルイスは驚いたような顔をした後、笑みを顔に浮かべ
「そうだといいな、じゃあいこう」
「いざ、王都に!」
今日からはこの異世界で過ごすことになるが、きっと俺には未知の体験がたくさん待っているのだろう…そんな楽しみを、心に宿し、俺たちは王都に向かって走り出した
はい、今回も後書き書かせていただきますよ。
俺の小説はあまりキャラの特徴を捉えきれていないみたいです。
キャラブレイク必須(←これ重要
早速キャラ追加来ましたね、なぜか師匠も出ちゃいました。
師匠は出すつもりなかったんだぜ…
でもルイスの一人暮らし理由を設定するなら、そういう人重要だよね?
さて、今回の後書きも、ここまでかな?
では、みてくださった方、次回も楽しみに!
今回から身始めた方は、前回の小説も読んでみてください!