私が僕だったころ-遠い昔-
聖が小学生のころのハナシ。
僕は女性恐怖症だ。
女の子と話すと恐怖で意識を失ってしまう。
原因は姉だ。姉は恐ろしい。
昔「聖には何で______が付いてるの?」とか言ってハサミでチョッキンコされかけた。
要するにとてつもないバカだ。
姉は前まで「何でわたしの前に壁を造ってるの?」てきな奴だった。
むしゃくしゃしたら容赦なくぶっ壊す。
そんななのに姉は強すぎたのだ。
周りの大人でも止められない。
姉の暴走は毎日、僕が大怪我をするまで続いた。
頭の中に大きな怪我。
心に何かが住み着いた怪我。
これは怪我を負い、荒れていた僕の出会い。
* * * * *
僕は小学部の校舎を歩いていた。
このころからだ。女の子と話すと怖くなり出したのは。
で、ひたすらに一人。
そんな僕の前に輝が現れた。
* * * * *
「ここを通りたくば私を倒してからよ!」
小学部の暴れん坊カイザー。
「……どいてよ」
「ダメ」
………。
「良いの。ぶっ倒すよ?」
「私に勝てるの」
勝てるさ。君は姉さんじゃないから。
* * * * *
「ハァ…ハァ……まさか私が負けるなんてね……」
「ハァ…ハァ……君もめちゃくちゃ強いじゃん……」
女子と自然にしゃべれてる。
「君…名前は?」
「山伏…聖」
「じゃあひーくんね」
ひーくん?
「うん!よろしくね!」
こうして新しい友達が出来た。
過去回は気が向いた時に乗せます。
お楽しみに~