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【プロットタイプ】おさらばです

作者: 秋暁秋季
掲載日:2026/08/13

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。


注意事項2

どうにも奇縁を感じるというか。

外を見た。その日は雨が振りそうな曇り空であった。だから私は傘を持ち、ただ家を後にした。長らく歩けそうな運動靴であった。

雨降り、と言われていたが、雨が降った場面は限られていた。何とも奇縁を感じる場所での事であった。


――神様っていると思う?

俺が本を読んでいると、鏡花がグイグイと顔を近づけながらそう聞いてきた。

物語を愛するものならば夢見がち、信仰する者がいるのならば生真面目な話になるはずである。

鏡花は神社仏閣のそれぞれを愛しているが、信仰とは違う気がする。確かに進行と呼べるような行いや、思想は垣間見えるが、何方かと言えばファンがアイドルに対して熱狂する様な空気感である。つまるところ、厳格さが皆無なのだ。

果たしてそんな、ある意味で夢見がち、そしてある意味で生真面目な話に俺はどう答えるべきか。

――お前は? お前はどう考えてるんだ。

こういう、ある意味で地雷になる様な話は相手の領域を見る必要がある。だからあえてジャブを打つようにした。

――私は居るかどうか分からない。居れば楽しいと思ってる。残された痕跡から辿って、神話を読んで、生前を知って、どんな神様か想像するのはやはり楽しい。それぐらいだよ。

でも……。

そう一呼吸置いて、此方を見た。何の冷やかしも、からかいもない、生真面目な目であった。本来の聡明さを残した様な目であった。

――私がお世話になった神様は、私が離れる挨拶をしに行ったら泣いていたよ。じっとりと、服に涙が染み込むように泣いていたよ。

元々水神あられたし、泣くというのは、雨が降るというのは、ある種の歓迎で、ある種の餞で、その癖、離れ難さの現れだと思っていたよ。

通り雨が終わるまでの間、『少しだけ此処にいれば良い。それまで離れる事は許さない』と。そう言っておられるように思えたよ。

綺麗な方なのに、好意の暴力で此方の事なんかどうにでもなる筈なのに、最後の最後はそれをなさらなかったね。

そうして目が覚める。丁度昼が回っていた。外はどんよりとした曇り空であった。其からボタボタと雨が降ってきた。

ま、あの場所とももう少しでお別れなので挨拶に。

あと新しくお世話になりそうな神様に挨拶に。

新しい場所と近所なんで。

本当は別の宗教の神が有名だから、何とも言えないけどね。


どちらも水に関わる日本の神様なんで、奇縁により雨が降りました。


新しくお世話になる方は、まぁなんというか、悪戯心でちょっかい掛けられた感じ。

ま、いつもの事なんでね。気にしたら負けですよ。

だから霧雨に近いようなしっとりとした雨。

土砂降りじゃないだけ、譲歩を感じる。

…………帰りは土砂降りだからツケにされた気がする。


でも、そうだね。

元いたところの神様は割と本格的な雨だった気がする。

雷雨って程激しくない、なんなら雲も薄い。

けども日中降り続ける様なしっとりとした雨だった。

ずっと、啜り泣かれて居るような雨だった。


元々、一人暮らしをしていた時から分霊様にお世話になっていたし、こっちに戻って来て、その神様の近くで仕事をしていたから、思うところもあります。


肝心要のところで、自分の本能に近いところで、子供っぽさが出るのは、生まれが神だから、そうなのかも知れない。


雨を降ったのはこの二箇所だけ。

結構巡ったんですよ。

合計九箇所か。

あとのところは皆持ち堪えてくれました。

何とも感慨深い。


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