8. どんかん
短めなので21時にもう1話投稿します。
「アマリリス、それ、本当ですの?!」
「は、はい。そんなに驚くことありますか?」
登校してから、学園で仲の良い公爵令嬢のラナ様に朝の出来事を伝えると、目を見開いて青ざめてしまいました。な、なぜ?
「た、大変ですわよ、ヤバいですわ!アマリリス様はあの皇太子の恐ろしさをわかっていないらっしゃらないの?駄目ですわ、駄目駄目!今すぐ撤回してくださいませ!でないとっ」
「ふふっ、大袈裟ですよ。大丈夫です!それより、婚約破棄の道のりが短くなったようでわたし嬉しいのです!」
「大袈裟じゃないですわ!...でも、なんで今更婚約破棄なんてなさろうとするのです?」
今更、というわけでもないんですよ?
「わたしじゃ、シェート様に釣り合いません。もっと良い方がいらっしゃると思うのです!」
「貴女それ、ご本人に言ったら怒られたと言っていたではありませんか」
なんだか呆れた顔をされてしまいました。しょぼんです。
「もおおおおお!わかっていませんわね!貴女鈍感過ぎますわ!可愛らしい美点ではありますけど、そこまでいくと欠点ですわ!」
「?」
どんかん?それはなんですか?わたし、どんかんですか?
「それですわ、それ!」
「...?」
「もうっ!...ハッこんなことをしている場合ではありませんわ!すぐに陛下に報告しなければ!貴女も行きますわよ!」
「えっ、えっ?」
訳がわかりませんが、王宮に連れて行かれるそうです..?