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放任魔王の成長記    作者: 魚っ平
7/11

休日

特訓を続けて半年が経った

特訓開始2日目以降からはひたすら反復練習の日々が続いた

途中からカルが俺のやっていることを知って一緒に参加していた

投げ出したくなる日もあったがカルやエドに励まされて何とか続けてこれた

そんないつもの練習の時だった


「坊ちゃん達、偶には休みもとった方がいいかもな」

「はぁはぁ急にどうしたんですか?」


どんなに疲れていても休みなんかくれなかったザックさんが急にどうしたんだろう


「そろそろ魔王様が帰ってくるって話があってよ」

「父さんが?」

「あぁ今回の戦は長引いちまったこともあって俺ら隊長クラスの会議があって特訓に顔をだせねぇんだ」


確かに父さんがゼントン(人間・亜人種領域)へ戦に出て半年以上も城に帰ってこないのは珍しい

いつもなら1~2ヶ月で終わるのにどうしてここまで長引いてしまったんだろう


「そんなこともあってな明日明後日はちょっとした休みだ」

「はぁ~やっと休めるぜ」


カルはでかいため息を出しながら顔の表情がだらける

カルは俺が特訓を開始してから3ヶ月後くらいに参加したためまだ慣れていないのだろう

俺もまだ半年しかしていないからカルのことは言えないのだがそれなりに疲れは残らない感じだ


「坊ちゃんは2日後城にいて魔王様が来るから城にいてくれよ」

「わかりました」

「そんじゃ練習の続きだ!ほら坊主だらしねぇ顔してねぇで集中しろ!」


明日から2日休みと聞いた後はいつもの練習に戻った

俺は対人練習をザックさんとしていてカルは俺がやっていたように岩に拳を叩きつけている

ちなみに俺はあの大岩サイズを3分の2ほどを一撃で砕けるようになっていた

今では組み手の練習もやっている


ザックさんの練習時間が終わりベクターさんが来るはずなのだが今日はエドしかきていない


「あれ?ベクターさんは?」

「今日はちょっと用事があるみたいで僕だけだよ」

「そんじゃ魔力操作の練習は無いのか!!」

「いや、練習はしようよカル」

「うえ~わかったよ」


ベクターさんは来ないのか...まぁ練習はするけど


「エドは明日からの事聞いたか?」

「うん、2日ほど休みって話でしょ」

「俺は明日はガッツリ寝るぞ!一日中寝てやる!」

「エドはどうする?」


俺はカルの言葉をスルーしてエドに質問する

エドは顎に指を当てながら考えている素振りを見せてから


「僕はゆっくり城下町でも散歩してるよ」

「あぁそれはいいな、俺もしばらく会ってないリリアの店に行ってみるよ」

「そうだね、明後日以降にはまた特訓が始まるわけだし羽をのばしていこうよ」


エドは城下町へ散歩、カルは爆睡それぞれ休日にすることを話した後はいつものように座禅を組んで

魔力循環の練習をする

ちなみにカルは黙っていることが苦手で魔力操作はあまり上手くない

俺は魔力を全身に1.5cmほど纏えるようになった、だが集中している間しかその厚みで出せないため

最近では体を動かしながら操作をする練習もしている

その姿をカルは見て羨ましそうにしている

エドは魔力循環以外の魔術の練習をしていて俺も偶に教えてもらっている

そんな感じで今日の練習は終わり


「お疲れ様、僕は先に戻るよ」

「おうお疲れ~俺も帰るとするかな、明日の夕方までガッツリ寝させてもらうぜ」

「あぁ二人ともお疲れ様、俺も部屋に戻らせてもらうよ」

「そんじゃ2日後な~」


それぞれ稽古場から出て行き解散した


俺はいつも通り飯を食ってから風呂に入っていた


「ふぅ~そういえばあれ以来ロールが城に来ていないな」


特訓2日目からロールが城に入ってきていなかった

城が騒ぎにならず静かでいいことだがそれにしても急だった

明日城を出る時にルルシーラさんにでも聞いてみよう

そんなことを考えながら風呂から上がって部屋に戻った


次の日の朝

今日は休みを貰い俺はいつも通りの時間に起きてリリアの家に行く準備をしていた

城の兵に城下町の知り合いに会いに行くと伝えて俺は城の門から出て行く

城を出た門の前にルルシーラさんが立っていた


「おはようございますルルシーラさん」

「あらリュートちゃんおはよう!なんか久しぶりに顔会わせる感じね」

「えぇ最近は特訓が忙しくて外に出ていませんでしたね」

「それはロールから聞いたわ、頑張っているようで関心関心!」


ルルシーラサンは明るい笑顔で俺と会話する


「そういえばロールが最近来ていないんですが?」

「あぁ~ロールね~」


ルルシーラさんが少し困ったような表情をする


「どうかしたんですか?」

「ん~あの子余りにもリュートちゃんに会いに行くって暴れるから少し大人しくしてもらってるわ」

「まさか監禁とか?」

「いやいやそんなことしないわよ、城から離れた城下町を囲む塀の周辺警備をさせているわ」

「まだ幼いのに大丈夫なんですか?」

「大丈夫よ、直接戦闘はさせないで私達が得意な聴力と嗅覚を使った監視任務ぐらいだから

 もちろんケールとベールも一緒に行ってるわよ」

「そうでしたか」


俺よりもまだ小さいのにこの城のために頑張っているんだな


「そろそろ交代の時間だと思うからあの子達帰ってくると思うわ」

「夜に仕事をさせているんですか?」

「交代任務で夜だけって訳じゃないわよ、昨日は夜担当だったから今の時間に来るのよ」


話をしているとこちらに向かってくる3人の姿が見えてきた


「あの子達が来たわよ」


俺とルルシーラさんの姿が見えたのだろう ベールがこちらに全力疾走してくる


「にいいいいいちゃあああああああん!!!」

「おふ!!!!」


ベールが俺に向かって全力で突っ込んできた

勢いが強すぎて地面に着いた足がズズズズズズと音を立てながらベールを受け止める


「兄ちゃん!久しぶり!」

「おう久しぶりだな」


ベールは夜の仕事の後だっていうのに尻尾を大きく振りながら話しかけてくる

俺は驚きながらもベールの頭を撫でながら返事をする

そんなベールとのやり取りを見ていたロールが目つきを鋭くして駆け寄ってくる


「...」


目に光が入っていないロールの表情は仕事の疲れからきているのだろうか

ロールが俺の元へ来ると


「...ベール邪魔!」

「うわわわわロールなにすんのさ!」

「...離れて!」


ロールが俺に抱きついているベールを無理やり引き剥がそうとベールにしがみ付いて暴れる


「おわわわ!く~~~~痛いな~」


ロールに引き剥がされてベールが尻餅をついてしまった

そんなことを心配する素振りも見せずにロールが俺の腹に顔を埋めて抱きしめてくる


「スンスン!はぁ~~リュート様の匂いですわ~」


ロールはなんか独り言を言いながら尻尾を振っていた


「久しぶりロール、仕事お疲れ様」

「...リュート様!」


ロールの頭を撫でながら労いの言葉をかけるとロールは顔を赤くする


「...リュート様のその言葉で疲れなんて飛んでいきますわ」

「そうか、しばらく会えなくてごめんな」

「...いいえ、いまこうして触れ合えているだけで幸せです」


尻餅をついていたベールが立ち上がりルルシーラさんのところへ行って

俺たちのやり取りを見ていたら


「母ちゃん!ベールだけずるい!」

「あらあら~リュートちゃんモテモテね!」

「からかわないでくださいよルルシーラさん」

「...ふっ」


ロールはベールの方を向いてドヤ顔をする


「あああああ!今の顔見たか母ちゃん!」


ベールはロールに指を指してルルシーラさんの服の裾をひっぱる


「こ~ら、喧嘩しないのあんた達!」

「まったくなんでそんなに元気なのよ」


後から歩いてきたケールが疲れた表情で声を掛けてくる


「ケールもお疲れ」

「えぇお久しぶりですリュートさん」

「...リュート様手が止まっています」


俺がケールに声をかけていたときに頭を撫でる手を止めたことにロールが指摘する


「おぅわるいわるい」

「...ムフゥ~」


撫でなおすとロールは満足そうな感じでいた


「リュートちゃんにくっつくのはいいけどあんた達疲れただろ?早く風呂に入って寝なさい」

「は~い私はそうさせてもらうわ」


ケールはだるそうな返事をする


「確かに疲れた~兄ちゃん肩車して~」

「あぁ俺は別に構わないぞ」

「悪いわね~私の家門のすぐ近くにあるからそこまでお願いできる?」

「わかりました、ロールも行こうか」

「...」


ロールはまだ俺の腰に抱きついて黙っている


「ロール~汗臭いとリュートちゃんに嫌われちゃうわよ~」

「...!」


ロールはルルシーラさんに指摘されて我に返って俺から離れる


「そんじゃベール」


俺は中腰になって肩に乗るように指示をする


「わーい!やった!」

「...くっ」


ベールは俺の肩に飛び乗り肩車の体制で俺は立ち上がる

ロールはそんなベールをまた睨みつけていた


「ロールは手を繋ごうか」

「...! はい!」


ロールは俺の左手を掴みながら歩く


「それじゃよろしくね~」

「わかりました」


俺はベールを肩車してロールと手を繋ぎながら前を歩くケールの後に続いた


少し歩くとルルシーラさんの家に着いた

俺は肩車していたベールを下ろす

しかしロールは俺の手を離してくれないからそのまま家の中まで連れて行くことにした


「ただいま~」

「ただいま!」

「お邪魔しまーす」

「...ようこそ」


ルルシーラさんの家に入るのは初めてだった

リビングには円状のテーブルがあり、椅子が五つある

暖炉の前にソファー、それとキッチンがありその他の物は余り無い

ルルシーラさんは門番で朝早くから遅くまで働いているから家の中は散らかっていたりはしない


「あの~お風呂はいるんでそろそろ」

「そうだった!すぐに出るよ」


ケールが早く出て行けと遠まわしに言ったことに気づいて俺は家から出ようとすると

ロールが俺から手を離さずに引っ張る


「...お茶ぐらいは飲んでいってください」

「ロール...はぁそれじゃ私とベールは先に入っているから後は任せたわ」


ケールはあきらめたかのようにそういって家の奥の風呂場に向かう

しかし一旦こちらを向きなおして


「絶対に覗かないで下さいね!」


ケールは俺を指差して大きな声で注意する


「大丈夫、お茶を飲んだらすぐ出て行くよ」

「ふん!」

「あたしもいくー」


ケールについて行くようにベールも風呂場へ向かった


「...リュート様こちらへ」


俺はロールに手を引かれながらテーブルの前へ行き椅子に腰掛ける


「...お茶を入れますので少々お待ちください」

「あぁ」


ロールは手馴れたようにキッチンに立ちお茶を入れ始める

俺はテーブルを眺めながら少し質問をしてみる


「なぁロール」

「...どうかいたしましたか?」

「お前達の父さんはいないのか?」

「...」


ロールは黙り込んでしまう

お茶を入れる手を休めずにロールは口を開いた


「...お父さんは私達が生まれてすぐ亡くなりました」

「...ごめん」

「...いえ」


ロールはお茶を入れたカップを俺の前へ置き椅子を俺の横に置いて座る


「...お母さんの話だとそう聞いています」

「...」


俺は言葉が出なかった

両親が生きていていままでそのような悲しい別れなど無い俺にはロールになんと声を掛けていいのかわからない


「...お母さんは夜遅くまで帰ってこなくて家には私達姉妹だけのことが多いですが寂しくはありません」

「...ケールとベールと私で家事はなんとかできていますから」


そうだルルシーラさんは門番という大事な役割をしている訳だから家の事はこの子たちがやるしかない

俺は城の中で家事なんかしたことないからこの子達の苦労はわからない

この子達のほうが俺よりも立派だ

そんなことを考えているとロールが俺に寄りかかるように頭を俺の肩に当てる


「...リュート様がここに一緒にいてくれたらどれほど幸せでしょうか」

「それはどういう意味かな?」

「...好きな人と一緒に私が作った料理を食べて、他愛の無い話をしながら日々を過ごしたいです」


ロールは少し目を閉じてウトウトしながら語る


「...寝るときは一緒にベットに入って頭を撫でてもらいながら温もりを感じたいのです」

「...」


俺はロールの頭を撫でる

多分表面上明るくは見せているがこの子達は寂しいんだと思う

俺のように城の中にいつも誰かいるのとは違い、母親がいない時は同い年の姉妹しかいないんだ

俺は恵まれているんだな


「...リュート...様」


しばらく頭を撫でているとロールが寝息を立ててしまった

俺はロールを起こさないように持ち上げて暖炉の前のソファーに寝かせて勝手に暖炉に薪をくべて火をつけた


「スースー」

「...」


ロールは少し涙を流しながら寝ていた

涙を指ですくったあと俺は冷めてしまったお茶を飲み干してゆっくりと家から出た

城下町に向かう途中ロールの話と悲しそうな表情を思い出していた


モヤモヤとした気持ちのまま城下町に入っていきいつの間にかリリアの家が経営する酒場の前についた

俺はそのまま酒場の扉を開くと


「いらっしゃい...ってリュート君じゃねーか!」

「あらリュート君!久しぶりね~」

「お久しぶりですおじさんおばさん」


最初に声をかけてきた男性がこの酒場のマスターのシャドゥ・アンシオン

女性のほうはララー・アンシオンふたりはリリアの両親だ

父は魔族で母親がサキュバスだ、母親のほうは見た目が余りにも若すぎて見える


「まぁ立ち話もなんだ!座って座って!」

「それじゃ失礼します」


この店の手伝いはしたことはあるけれど、客としてカウンターに座るのは初めてだ


「リリアはまだ寝ているから私は起こしてくるわね」

「わかった、そんじゃなんか飲み物でもだすよ」

「お酒は遠慮しときますね」

「そんじゃジュースでいいな?」

「お願いします」


おばさんはリリアを起こしに店の奥へ行きおじさんはジュースを作っている


「最近変わった果物が入ったからそのジュースでいいか?」

「変わった果物?」

「あぁ、なんでも魔力が多く含まれる山でしか取れない果物らしい」


この辺で魔力が多く含まれる山といったら北にある魔獣人族が多く住む地域しか思い当たらない


「名前はカカルコの実って言うらしい、味は甘くて少し酸味がある感じだ」

「へー」

「ほらどうぞ!」


おじさんはグラス目の前に置く

中身は赤紫の透き通った見た目だ、例えるならワインか葡萄の果汁に近い


「これワインじゃないですよね?」

「まぁまぁ飲んでみてくれ」

「それじゃ頂きます」


ゴクゴクとカカルコのジュースを飲むと体に力が沸いてくるようだ


「なんだこれ」

「不味かったか?」

「いや、なんか力が沸いてくる感じ」


俺は体内に意識を集中すると魔力がどんどん増えている気がする


「魔力が増えている気がしますよ」

「ほ~それは面白い」

「ほんの少しですけどね」


普段飯をくって寝る事で回復させられる魔力よりも魔力回復が早い


「でもあんまり在庫がないから商品化はお預けだけどな」

「そうですか」


おじさんと話をしていると店の奥からリリアが来た


「リュートくん久しぶり~!」

「久しぶり」


手を軽く振りながらリリアが俺の横の椅子に座る


「お父さん私に葡萄のジュース!」

「あいよ」


おじさんは葡萄のジュースの準備をしている


「今日はお休み?」

「あぁ、明後日父さんが帰ってくるんだ」

「魔王様が帰ってくるんだ、それにしても随分長かったね」

「そうなんだよな」

「ほら葡萄ジュース」

「ありがとう~」


リリアが葡萄ジュースを飲んでいる間さっきのロールのことを思い出す


「なぁリリア」

「な~に?」

「...もしもおじさんが突然死んだらどう思う?」

「んー」


この場で本人の両親がいる場所で俺はなんてことを聞いているんだろ


「そりゃ悲しくて泣いちゃうね」

「...そうだよな」

「でも泣いてばかりだと周りにも迷惑掛けちゃうと思うからお店のために動くかな」


おじさんもウンウンと頷いている


「このお店が無くなる事がお父さんが悲しむことだと思うから私はお店が無くならない様に      

 頑張ると思うよ」

「そんな考え方もあるのか」

「魔王様がこの地を治めているおかげでこうしてお父さんとお母さんと一緒にお店を開けているから

 いつも感謝しているよ」


リリアは笑顔でこちらを見つめる

あの三姉妹はもう父親がいないがルルシーラさんがいる

俺は父さんがこの町や城を守っているように俺ももっと強くならないといけないな


「リリアと話せてよかったよ」

「んー?リュートくんがいいならよかったよ!」


俺はしばらく酒場でおじさんやおばさんとリリアと話をして昼過ぎになっていた


「今日はお邪魔しました」

「また顔出してくよ~」

「はいおじさん」

「それじゃ特訓がんばってね~」

「あぁ」


俺は酒場から出てもう少し町の中を歩いた

すると公園が見えてきて辺りに目をやると木下で一人の女性が座って本を読んでいた

その姿は黒色の長髪で眼鏡をつけている...どこかで見たような雰囲気だ


「...」


その女性は本を読んでいて俺の視線に気づいていない

俺はその女性に近づいて声を掛ける


「あの...」

「...! どうかしましたか?」


俺の方を見た瞬間大きく目を開けたと思ったら平然としたように返事をする


「どこかで会ったことありますか?」

「いえ、多分人違いですよ」

「ちょっとすいません」


俺は女性の手を掴むとこちらに視線を向けてくる

その瞳を見ていると俺は無意識に名前を呼んだ


「エド?」



6話まで寝て終わることが多かったので今回は次回が気になるような所で終わらせてみました。

次回に期待してください。

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