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うっかり堕天使になっちゃいました。


「きゃあああああぁぁ! 神様のお召し物がぁぁ!」

「ご、ごめんなさい!」

「あ、謝って済むわけがないでしょう! なんて事をしてくれたの!」

「ま、まぁまぁ」



ーーーーここは天界『フェルジェレーレル』。

わたしは下級天使、アリツディータ。

生まれて五年が経ちましたので、神様のいらっしゃる神殿にご奉仕しに上がりました。

まだまだ下働きでして、このように失敗もしてしまいます。

今日は神様のお召し物に雑巾の水をかけてしまいました。

ああぁ、天使長カーラン様にまた庇って頂いてしまいました〜。

すみませんすみません!


「…………。でも、これで149日連続ですよ、アリツディータ。これまで色々と目を瞑ってきましたが、わたくしでもそろそろ庇いきれません……」

「す、すみません……カーラン様っ」


お召し物係長がプンプンとお怒りになって去った後、カーラン様に静かに言われてしまう。

ここで百年ほど下級天使として経験を積み、中級天使になれなければ精霊に格落ちさせられてしまうのに……わたし、全然ダメダメ。

このまま百年を待たずに精霊落ち?

あううううう〜!


「カーラン」

「! リュアレアン様!」

「ええ! リュアレアン様⁉︎」


カーラン様の名前を呼ぶ澄んだお声。

見上げると薄いブルーの、ウェーブがかった髪。

神秘的な美しさの大きな翼……ひえ! 四大天使のお一人! 『水のリュアレアン様』!


「その子がアリツディータ? 随分とうっかりさんと聞いたけれど」

「な、なんと……四大天使様のお耳にも入ってしまいましたか……」

「ええ、天使にも個性があります。得手不得手があるのは致し方ないわ。アリツディータ神殿仕えに向いていないのでしょう」

「!」

「あ……あの、あの……」


よ、四大天使のリュアレアン様に、神殿仕えを、否定された。

おわ、終わった……!

大した知性を持たない『精霊落ち』にされるんだ!

う、ううう〜っ!


「そこで提案なのだけれど、クレメンテの一人、水の大精霊ウォーティアの手伝いに行ってもらえないかしら?」

「「え?」」


カーラン様とリュアレアン様を見る。

思いもよらない提案。

しかし、水の大精霊!

精霊だが、格はわたしのような下級天使より上の精霊!

そんな方のお手伝い⁉︎


「最近下界では人間が戦争で大地を荒らし回り、ウォーティアンの住処だった森を焼いてしまったそうなの。付近の村も同じように焼かれたばかりか、井戸に毒を混ぜられて壊滅。その毒が大地の下を流れる地下水にも浸透してきて、草木が生えなくなってしまった」

「な、なんと!」

「ひ、ひどい……」

「そこでウォーティアンは生き残った精霊たちとともにその住処を捨てて、新しい住処を探しているらしいのよ。アリツディータには、引越しを手伝ってもらえないかしら。それが果たせるようなら、地上支援の方が向いているという証明になる。そちらの係に移動して、引き続き修行に励めば良い」

「!」


お掃除やお洗濯は苦手だけど、地上支援係なら出来るかもしれない、という事ね!

水の大精霊様のお引越しのお手伝い!

それを成功させたらーーーよーし!


「やります! やらせてください!」

「いいお返事ね。では明日にでも地上に降りてもらいましょう。準備をしっかりね」

「はい!」

「リュアレアン様、ありがとうございます」

「いいのよ。ではお願いね」

「「はい!」」


こうしてわたしはリュアレアン様の御慈悲で地上に行く事になった。

地上は人間が他の種族の住処を襲ったり、人間同士で争い、殺し合いをする恐ろしいところ……。

そのせいで精霊たちも迷惑を被っている。

神様は時折人間の王たちに争いを止めるよう、御使を遣わす。

しかし、人間とは大変に狡猾で、一つの戦争をやめてもすぐに別な種族や国と戦争を始める。

頭が空っぽなのか、理解力がないのか……。

その上、ものすごい速度で数が増える。

まるで魚や虫のような繁殖力。

それ故なのか神様は人間を『失敗作』と仰る。

しかし、神様は作る事しかお出来にならない。

滅ぼすのは破壊神や魔王のお仕事なのだそうです。

なので、今天界では魔王に人間を間引いてもらえないか、問い合わせ中。

近々、下界には魔王が現れて人間を大量に間引いてくれる事でしょう。

そうなる前に大精霊ウォーティアン様のお引越しを終わらせなければ……。



「……はあ、いつもより早く起きてしまいました〜」


翌朝、わたしはいつもより早めに目を覚ました。

いよいよ今日、下界に降りる。

はあ、ドキドキしてしまいます。

しばらく戻らぬ自室に別れを告げ、カーラン様のところへと向かう。

その途中、ふと思い付いた。

そうです、下界を覗いてみて、良さげな引越し先の目星を付けておきましょう!

なんていい考えなのでしょうか!

やっぱりわたしは地上支援の方が向いているのかもしれませんよ!

うきうきと天にかかる橋へ寄り道する。

ここからなら、雲の隙間から地上が見えるのですよ!

よいしょ、と手摺に登って、身を乗り出した。

どれ、どれ……と。


「あの辺り、いえ、あちらもまだ……うーん、もう少し深い森の中の泉の方がいいでしょか……だとしたらあちらに……」


思ったよりも無事な森や川や泉が残っていますねー。

目を細め、手を目の上に添えて目を凝らす。


「あっ」


しかしその時、わたしの『うっかり』が発動してしまった。

うっかり、足を滑らせて手摺から身を乗り出しすぎたのだ。

小さな羽しか持たない下級天使のわたしには、飛び上がるほどの力などありはしない。

天界から天使が『墜っこちる』。

天界ではそれをーーー堕天と呼ぶ。


うそ。

待って。

『堕天』は、天使が自ら神様の下を離れるという意味。

違う、違います神様!

わたしはーーー!



「い、いや、た、助けてーーーー!」



ヒュルルルル。

生まれて初めての落下。

いえ、本来なら落下など天使にあるまじき事。

しかしわたしの翼では、到底上昇など出来ない。

落ちる、堕ちる……。

ああ、なんでわたしっていつもーー。

ポロポロと涙が出てきた。

諦めたくない。

わたしはいつか、神様に認められて神様に直接謁見できるような天使になりたいのです。

羽を思い切り、力の限り動かし続けた。

戻らなければ! 天界へ!


でも、願いも虚しくわたしは地面に叩きつけられた。

とても痛い。

天使じゃなければ死んでいますね、これ。


「痛ったぁ……あ!」


頭を押さえる。

すると、神様の天使の証である輪っかがスーと消えていくのが分かった。

なんという事でしょう……。


「う、うそ……嘘です、そんな!」


だ、堕天してしまいましたよ。


「……………………」


愕然として、それからその事実にまた涙が溢れてきた。

どうしよう、どうしよう、どうしましょうううぅ〜!

堕天してしまいました〜!

うっかり足を滑らせて、天界から落ちてしまいましたよおおおおぉ〜〜!

こんなにドジな天使だったなんて、自分で自分が信じられませんんん〜!


『どうしたの』

『どうしたのー?』

「!」


えーんえーんと泣いていると、小さな子の声がしました。

見上げるとそこには、下級精霊たちが集まっています。

下級よりも遥かに知性も力もない、下級精霊……しかし、泣いているわたしへ優しく声をかけて、周りに集まってきました。

頭を撫でたり、涙を拭ったり……。


「うっ!」


……わ、わたし、わたし、この子たちになんてひどい偏見差別をしていたのでしょうか。

下級精霊は知性も大した力もない、ダサい存在だと誤解していました!

天界から滑って落っこちるなんて、わたしの方こそよほどダサくて大した事ない存在ではないですかぁぁぁ〜!

彼らに慰められて、少しずつ落ち着きを取り戻せました。

うう、なんという情けのない。


『大丈夫〜?』

『泣き止んだ〜』

『わ〜い、あそぼー』

「……す、すみません、遊んでいる時間はないのです……わたし……」


そうです。

堕天してしまったのはうっかり事故。

カーラン様と連絡を取れれば、天界に戻してもらえるかもしれません。

その為にはどうした良いのか……。

地上から声など届くはずもありませんし、祈りを捧げたところで地上の神様を信じる祈りは数多あるはず。

その中で天界へ行きたいと願うものもかなりの数でしょう。

わたしの祈りもまた、その一つとして数えられてしまう可能性が高いですね。

どうしましょう、良い考えが全く浮かびません。


『ねぇねぇ、あそぼー』

『あそぼーよ〜』

『いっしょにあそぼー』

「え、ええと、ですから〜…………精霊……」


そ、そうです、精霊です!

わたし、もともとは水の大精霊ウォーティアン様のお引越しのお手伝いに行く予定だったのですよ!

ウォーティアン様なら天界と連絡が取れるはず!


「す、すみません、みなさん! ウォーティアン様のところへ連れて行ってくださいませんか⁉︎」

『ウォーティアンさま〜?』

『いいよー』

『こっちこっち〜』

「あ、ありがとうございます!」


やりませた成功です!

精霊たちなら、長の一人たる水の大精霊ウォーティアン様の居場所を知らないはずがない!

これで天界と連絡が取れます!

まずは堕天してしまった経緯を説明して、それから……それから…………。


……それから、どれほど歩いた事でしょう。

一向に水場にたどり着きません。


「はあ、はあ、はあ……か、体が重いです……」

『大丈夫〜?』

『飛べば〜?』

「うっ」


わたしの小さな羽根では、浮く事は出来ても飛ぶ事はかなわないのです。

そういえば精霊たちは下級であっても自由に飛び回っていますね……。

……………………やはり、わたしは下級精霊以下だったのか……。


「い、いえ、落ち込んでいる場合ではありません。早くウォーティアン様の下へ行かなければ。あとどのくらいですか?」

『えーとねー』

『このペースだと〜、一週間くらいじゃないかな〜』

『うん、そのくらーい』

『たくさん歩くねー』

『ねー』

『ねー』

「…………いっ、しゅう、かん……」


どさ。

膝から力が抜けましたとも。

そんな、遠いの……?


『夜になると魔物も出るよ〜』

『危ないよ〜』

『ぼくらも夜は消えちゃうよ〜』

『夜は妖精の時間だから〜』

『そろそろ日が暮れるよ〜』

『妖精と交代の時間〜』

「! ま、待ってください!」


妖精とは、精霊の夜の姿。

まずいです、妖精はとても意地悪だと習いました!

魔物に獲物がいると告げ、襲わせてそれを見て笑うのだそうです!

魔物は夜だけ現れる、闇の使者。

神様と対である、破壊神に仕える者たちーー悪魔のしもべです。

大変です、なんて事でしょう!

このままではわたし、魔物に食べられてしまうかもしれませんよ!

ひええ! 地上、こんなに危険なところだったなんて!


『あっちに魔女の家があるよ』

「ま、魔女⁉︎」

『魔女って呼ばれてるだけの人間〜』

『魔力があるから魔女って呼ばれてるだけ〜』

『お薬作ってるんだー』

「……いい人間という事ですか?」

『優しいよ〜』

『いい人間だよ〜』

『ぼくたちが見える人間〜』

「精霊が見える人間……」


そうか、人間の中にも精霊を見るほどの魔力を持つ者もいるのですね。

という事はわたしの事も見えるのかもしれません。

精霊やわたしのような高魔力生命体は、人間にはあまり見える者がいませんから。


「案内して頂けませんか」

『おっけー、いいよー』

『こっちこっち〜』

「こっちだよ〜』

「はい!」


贅沢は言っていられません。

人間は怖いですが、このまま夜になって魔物に食べられでもしたらそれこそ色々終わりです。

というか今度こそ死にます。

天使でもジ・エンドです!

精霊たちに連れられて向かった場所には、小さな湖畔の辺りにある一軒家。

家……家を発見しましたよおおぉ!


「ありがとうございます!」

『うん、ぼくらそろそろ寝るねー』

『妖精の時間〜』

『早く早く〜』

「はい!」


精霊たちは妖精になる時間。

わたしは足をもつれさせながら、一軒家へと急いだ。

階段を登り、扉の前まで来て、ノックをすると……。


『誰だい』


優しそうな声です。


「あの、わたしアリツディータと申します。道に迷ってしまい困っております。よろしければ一晩宿をお貸しできないでしょ……」


最後まで言う前に扉が開いた。

眼鏡をした白髪の老婆。

細長い顔に細長い鼻。

紫のローブ。

わあ、本当に魔女のようなおばあさんが現れました。


「こんな小さな子が……まあまあ……? おや? 背中のそれは……」

「わ、わたし、あの、て、天使でして……」

「………………まあまあ」


一瞬目を丸くして、そのあともっと驚いた顔をした。

それから優しく道を開け「お入り」と促してくれる。

おずおずと入ると、その老婆は扉を閉める。

扉の内側には魔除けの紋様。


「珍しいねぇ、天使はさすがに生まれて初めて見たよ。……アリツディータ、だったかい?」

「は、はい」

「あたしはエヴァーラ。見ての通りのしなびたババアさ。さあ、奥へどうぞ。まあ、困ったねぇ、パンは余ってたかしら?」

「ぱん?」


なんでしょう、ぱん、とは?

首を傾げると老婆、エヴァーラはテーブルの椅子を引いてわたしをそこへ促す。

座れという事のようだ。

たくさん歩いたので、足はくたくた。

ありがたく座らせて頂く。

それにしても不思議な香り。

グツグツコトコト、変な音。


「お腹は減ってないかい?」

「はい、天使はお腹が空きませ……」


ぐうう。

……お腹から奇妙な音がしましたよ?


「あはは、遠慮はいらないよ。ちょうど夕飯にするところだったからね」


そう言ってエヴァーラは器に暖炉の鍋の中身を注ぎ、わたしの前へと差し出す。

これは、人間からの捧げ物……よいのでしょうか、わたしのような下級天使が……。

いえ、しかし、このかぐわしいかおり……!

それに、人間からの捧げ物を拒むなんてこれから一宿世話になる身で図々しいのでは……ん? あれ? なんだかよく分からなく……。


「?」

「もしかして食べ方が分からないのかね? スプーン……これを使って食べるんだよ。こうやってすくって……」

「な、なるほど」


器の横にあったこの銀の細長いものはそう使うのでしたか。

人間について一つ賢くなりました!


「では、神よ。人よりの捧げ物を頂戴する事をここにご報告するとともに、お許しを」


そう祈りを捧げ、スプーンとやらで赤や黄色のスープをすくい上げる。

エヴァーラに「熱いからふーふーしてからお食べ」と助言をしてもらい、いざ実食。


「! 美味しい!」

「そうかい。それは良かった。じゃあ食べながらで構わないから、あんたがここに来た事情を説明しておくれよ」

「あ、は、はい……実は……」


わたしは事情を説明する事にした。

うっかり堕天してしまった事は、さすがに恥ずかしいので伏せ、下界に来た目的である水の大精霊ウォーティアン様のお引越しの事。

そして、ウォーティアン様の今のご住居に向かう途中である事。

精霊たちの勧めで、この家を訪ねた事など。

話終わると笑顔で頷くエヴァーラ。

その頃には、スープはなくなっていた。


「なるほどねぇ。……それならどうだい? うちの前にある湖畔は大精霊ウォーティアン様の居住にはなりえないかねぇ?」

「あの湖畔ですか? そうですね、どうでしょうか……ウォーティアン様にお聞きしてみないと……」


まあ、小さめではあるが水の清らかさなどは明日日が昇ってから調べないと。

ウォーティアン様にも水質の好みなどおありだろうし……。


「そうか、それもそうだね。しかし……あんた一人で一週間も歩き続けるのは大変だろう。見たところその小さな翼じゃあ浮かぶのがせいぜいなんじゃあないかい?」

「ぎくり!」

「やっぱりね。……ふむ……アリツディータ、良ければアタシの仕事を少し手伝わないかい?」

「え? エヴァーラの仕事ですか?」

「もうすぐ、ある国の王様の病に効く薬を取りに騎士が来る。アタシはここ数年、定期的にその王様に薬を作ってるんだが……今年は西の都のあたりが戦争で焼けちまって、材料が届かなかった」

「もしや、それはウォーティアン様の居住がダメになってしまったという……」

「多分そうだろう。それで、材料を採取に行かなきゃならん。でないと騎士が来るまでに間に合わないんだよ。でも、最近具合が悪くてねぇ……」

「え!」


目線を逸らしたエヴァーラ。

そういえば……生気が薄いわ。

肩に大きめなショールを羽織り、時折咳き込んでいた。

鑑定魔法でエヴァーラの体を診ると、肺を患っているようだった。


「エヴァーラ、肺が痛いのではありませんか?」

「え? あ、ああ、よく分かったね? ……そうなんだよ、だからアンタにその材料を取ってきてもらおうかと……」

「………………」

「アリツディータ?」

「アリーで構いません!」


下級とはいえ、わたしは天使です!

一宿一飯の恩、返さずして天使を名乗っていられましょうか!

……じゃありません、捧げ物です、そうです人間からの捧げ物!

貰いっぱなしでは天使の名折れ!


「エヴァーラ、あなたはわたしに食べ物と宿を捧げました」

「は?」

「ですからエヴァーラには天使の祝福を与えます。……つ、つまり、その材料を取ってきますし、エヴァーラの病も治すお薬を作るのを手伝うと言っているのです!」

「アタシの病も? それは無理だよ、アリー……魔女と呼ばれる程度には魔力を持ってたけどね……歳なんだ。人間には寿命がある。これは仕方のない事なのさ。アンタが仕える、神様が決めた事だろう?」

「っ! そんな事はありません、エヴァーラの病は治ります! 天使であるわたしが断言します! だから治しましょうエヴァーラ! 大丈夫、わたしが導きます!」

「…………」









こうしてわたしはエヴァーラと出会い、ウォーティアン様の新たな居住地と堕天から回復する為の『善行』を行う為にエヴァーラの『薬屋』を手伝う事となったのです。

これは、わたしが天使に戻るまでの物語。

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