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職業覚醒  作者: 犬猫大好き
1/7

平凡


人の将来なんてのはその人の生き方によって決まるものかもしれない。


例えば、子供の頃から好きなことがあったり習い事をしていたり裕福な家庭で育ったり、そんなことで将来何をしたいのか決まるのかもしれない。


もちろん例外もあるだろう。


順調にいっていた人生にある転機が訪れる。


高校でグレたり家庭崩壊が起こったり大切な人が死んだり等だ。


俺はそんなこともなく普通に育ててもらっていたが、人に自分の人生を話したら「大変だったんだな」なんて事を言われたりするのだ。


そんな俺だが、この25年生きて初めての自分で自覚できるようなこの先の人生の、この先の生き方の分かれ道が来たのかもしれない。




□□□□□□□□□








「おつかれっしたー」


あー、マジだりー、てか今何時だよ夜中だよこんな時間まで働かせんなよな、いやまじで


「おつかれー、明日ってか今日か、6時発だからな寝坊すんなよ寝坊助」


「大丈夫っすよ、どーせ後2時間じゃないっすか。帰って風呂入ってハイ集合でしょ」


「良く分かってんじゃねーか、間違っても落ちんなよ」


「うぃーす」


現在の時刻朝方の四時、こんなんで寝れるかっつの、ぜってー起きれねーだろ。


「心配すんな、今日は終わんのはえーからな」


「期待してますよ、そんじゃ帰りま」


マジでこの会社ブラック過ぎだろ、まぁ仕事柄仕方ないんだけどもうちっと何とかならんもんかね、本当に、切実に。


えーと、こっから家まで30分で風呂入って飯食って………………考えるだけ無駄だ、帰ろ。


それから家に帰ってすぐに仕事へいく。


これが朝月シュウの冬場での生活だ。


夏場はそんなこともなく、うまくいけば昼には終わるのだが、暑さで倒れる人も珍しくはない。


そんな職場で3年間を過ごして4年目の冬の事、人生の転機が訪れる



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