あたらしいことばのかいしゃく
『爪に火をともす』
「ふむ、お主はどうやら火属性のようじゃな」
『うどの大木』
「こりゃあ食いでがありそうだな」
『豆腐で渡れ』
「長江を、豆腐で!?」
「……木綿なら、いける!」
『棚からぼたもち』
「……なーんか変なにおいがするとは思ってたんだよ」
『河童の川流れ』
「おっ、なんだか楽しそうだな?」
『釈迦に説法』
「だから、あなたが救ってくれなきゃ私が困るんでしょうが!」
「お、おう、ごめん」
『猫の手も借りたい』
「何にも解決してないけど、全部放って遊ぶか!」
「にゃー」
『百獣の王』
「にゃー」
『虎の尾を踏む』
「フーッ!!」
『猫に小判』
「あ、ニルヴァーナ好き?」
「にゃー」
『泣きっ面にハチ』
「……お前、なぐさめてくれるのか?」
「くぅーん」
『泥棒を捕らえて縄をなう』
「い、今、捕まえてるから、縄を早く! ナウ!」
『弘法筆を選ばず』
「……いや、今から鼻毛を集めて作るくらいなら指で書くわ」
『坊主の花かんざし』
「お、お坊さん、刺さってますよ!?」
『能ある鷹は爪を隠す』
「ノンアルコールじゃホークスの応援も鋭さが出ねぇんだよな」
『二兎を追う者は一兎をも得ず』
「……ぶ、分身さえ出来れば、何とか――!」
『犬も歩けば棒に当たる』
「大変申し訳ございませんが、ペットは棒倒し大会には出場できません」
『豚に真珠』
「とてもよくお似合いですよ」
「どうしてピーちゃんに話しかけてるざーます?」
『五里霧中』
「へぇ、ゴリラ用ペットフードかぁ」
『石の上にも三年』
「……そろそろベッド買うか」
『五十歩百歩』
「??? ……百五十歩、ですか?」
『瓜に爪あり爪に爪なし』
「怪奇、瓜爪男の恐怖」
「きゃああああぁぁぁーーーっ!!」
『身から出たサビ』
「このサビ、実体験から生まれた歌詞らしいよ」
『苔の一念』
「おぬしはまだ若い。一年は苔だけを育ててみよ」
「盆栽の道は険しいのですね、師匠!」
『覆水盆に返らず』
「ちょっと覆水! あんたお盆にも帰らんと何しよっとか!」
『人間万事塞翁が馬』
「ああ、万事さんが人間で、塞翁が馬だったんですね」
『死せる孔明生ける仲達を走らす』
「……おう、仲達。おめぇ、焼きそばパン買ってこいや」
それが稀代の天才、諸葛亮孔明の最期の言葉だったということです。
『禍福は糾える縄の如し』
「禍福、すなわち良いことと悪いことは、あじゃ――」
「あじゃ?」
「……アジャコングと宍戸 江利花のようなものだ」
「ふ、深いっすね」




