封魔2
黒いフードの人物が魔法を放ってきた。
「《死弾》」
「《魔斬》《血飛斬》《飛斬》」
その魔法を《魔斬》で対処するとすぐに反撃する。
封魔の剣が壊れたことで今はアシャしか持ってないがやってみるしかないだろう。
「《死砲》」
「《仙歩》《瞬天》」
俺の飛ぶ斬撃を魔法で弾き飛ばすとその魔法が俺の所まで来た。
それを避けながら近づいていく。
すると黒いフードの人物…黒フードは杖を地面に突き刺した。
「《死隠》《死廻》」
そうして黒フードが呟くと杖から黒いオーラが溢れ出た。
俺が黒フードに近接戦闘が挑めるぐらいに近づいたときには黒いオーラが消えていた。
黒いオーラが消えると黒フードの周りには沢山の人影が現れていた。
その内の一体の人影が俺を剣で攻撃する。
「召喚か!《パリィ》《剛断》」
すぐに剣を《パリィ》すると《剛断》で攻撃する。
すると人影がバラバラになった。
それはよく見ると骨だった。
「ッ!?スケルトンか!?」
「《死影》《死弾》」
「《魔斬》!」
バラバラになったのに驚くとその隙に黒フードは魔法の攻撃を仕掛けてくる。
それを《魔斬》で斬るといつの間にか周りは黒フードが召喚したスケルトンで埋め尽くされていた。
それを見ながら黒フードが話しかけてくる。
「封魔の人は教えてくれなかったんですかね?私に時間を与えてはいけないと」
「そんなことは聞いてないな」
「薄情な人もいたものですね」
「この程度で勝てるつもりか?」
「ええ、勿論。では行きなさい!」
そう黒フードが言うと周りのスケルトンが一斉に襲いかかってきた。
それに対し、すぐに反撃する。
「《剛嵐撃》、《破魔斬嵐》!」
周りの敵を一掃する間にもスケルトンはどんどん増えていっている。
どうにかしないと数で押しつぶされそうだ。
俺が更にスケルトンを倒しているとフリムが神聖魔法を放って多くのスケルトンを倒した。
スケルトンなだけあって邪悪なるものらしい。
すぐにスケルトンが沢山いる原因の黒フードを見つけると駆け寄っていく。
「《魔装・神聖》《聖迅》《雷迅》」
「神聖魔法が使えるとは!《死槍》《死波》《死凶》」
「《魔斬》!《魔斬》!《魔斬》!」
魔装を切り替え、縮地を繰り返しながらスケルトンに守られている黒フードに近づく。
スケルトンを倒しながら進んで行くと黒フードは魔法を沢山放ってきた。
それを一つ残らず《魔斬》で斬ると黒フードの前に来た。
「《斬刀穿》!」
「ぐぅ!?」
そうして黒フードに攻撃を与えた。




