修行2
フウマさんの攻撃を避ける。
「《仙歩》」
「そう!そのように!」
フウマさんが俺に話しかけながら、さらに攻撃を加えてくる。
「《仙歩》」
「《戦鉢》!」
「“幻歩”」
フウマさんの攻撃をまた避ける。
すると攻撃の向きを変えて攻撃してきた。
その攻撃を即席の技で避けるとフウマさんが止まった。
「いい調子ですが攻撃もしてください」
「ならスキル解放してくれませんか」
「うーん。確かにどちらにせよ戦いにはスキルを使うわけで…。必要ですか」
「お願いします」
「ついでに少しスステータスも上げましょう」
「わかりました」
フウマさんはそう言うと封印を一部解除してくれた。
上がったステータスはスキルで強化されているのも含めても、まだ過不足なく使えるステータスだ。
「まずはそのステータスで戦ってみて、不足を感じたら魔法などで強化していきましょう」
「わかりました」
戦いを続ける。
「《千切》」
「《間点》、《速突》」
「《月流し》」
フウマさんの武技を避けて突きをする。
するとフウマさんは刀で突きを受け流した。
「《剛断》」
「《パリィ》《体勢崩し》」
「《流し打ち》」
そうして戦いというよりも組み手のようなものをしていく。




