装備
屋台の場所についたわけだがアルマいるだろうか?
「アルマいるか?」
コメント︰装備楽しみ
コメント︰どんなのかな?
コメント︰センスが試される…
コメント︰いるよ!ちょっとまってねー!
「お、いた。待っとく」
コメント︰グレイウルフリーダーのやつで作ったのか〜
コメント︰どういう装備になるかな
コメント︰AGI増えそうじゃない?
コメント︰防御力はなさそう
「俺は狼頭に合うのが欲しいな」
コメント︰草
コメント︰それは無理じゃないかな〜
コメント︰流石にw
コメント︰それ強いんだよな
「おーい!アルマちゃんが来たよ〜!」
「来たか」
「おまたせ〜」
「おう」
「じゃあ、早速、装備を渡すね〜!」
渡された装備はこれだ。
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灰狼長の軍服(上)
品質︰B+ レアリティ︰一般
グレイウルフリーダーの毛皮と魔石を合わせて作った灰狼長の魔毛皮を使った軍服。
異邦人の軍人の服を模して作られた。
灰狼長の力が宿っている。
防御力 300
装備時︰VIT 300
群長の雄叫び 群長の統率
耐久力 1000/1000
作成者︰アルマクリウィ
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灰狼長の軍服(下)
品質︰B+ レアリティ︰一般
グレイウルフリーダーの毛皮と魔石を合わせて作った灰狼長の魔毛皮を使った軍服。
異邦人の軍人の服を模して作られた。
灰狼長の力が宿っている。
防御力 300
装備時︰VIT 300
群長の雄叫び 群長の統率
耐久力 1000/1000
作成者︰アルマクリウィ
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灰狼長のベルト
品質︰B+ レアリティ︰一般
グレイウルフリーダーの毛皮と魔石を合わせて作った灰狼長の魔毛皮を使った軍服のベルト。
異邦人の軍人の服のベルトを模して作られた。
灰狼長の力が宿っている。
防御力 300
装備時︰VIT 300
群長の雄叫び 群長の統率
耐久力 1000/1000
作成者︰アルマクリウィ
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灰狼長の軍靴
品質︰B+ レアリティ︰一般
グレイウルフリーダーの毛皮と魔石を合わせて作った灰狼長の魔毛皮を使った軍靴。
異邦人の軍人の靴を模して作られた。
灰狼長の力が宿っている。
防御力 300
装備時︰VIT 300
群長の雄叫び 群長の統率
耐久力 1000/1000
作成者︰アルマクリウィ
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「おお…!かっこいい!」
「装備してみてー!」
「…装備したぞ」
「うん!よく似合ってる!」
コメント︰うんw似合ってるw
コメント︰似合ってるんじゃないかな〜w
コメント︰頭外せ
コメント︰顔が見えたらかっこいいのに
「あ、頭は狼頭だった」
「狼男の軍人みたいでいいんじゃないー?」
「俺の要素無くね?」
「でもかっこいいよー!」
「ありがとうな」
「それで対価のことだけど…」
「ああ、あのおばあさんへの案内は任せろ。んで軍服の対価だが…。取り敢えず持ってるやつ全部見せるわ」
「オッケー!アーカイブでみたけど実際に見てみたい!」
コメント︰対価になるかな
コメント︰ならなかったら納品もあるし
コメント︰そういえば納品とかもあったな
コメント︰色々あるね
「どうだ?」
「うーん?代金分のは貰っとくかなー!」
「じゃあ、代金以外のやつは全部お前に預けとくわ」
「え?」
アルマはとても驚いている。
「俺には売る以外に使い道はないし槌とか設計図とか生産職っぽいから」
「え?え?」
「自由に使っていいから生産の腕を磨いてもっと面白いのを作ってくれ」
「…うん!わかった!私はもっといい生産職になるよ!」
「これらで面白いものができたら見せてくれ。楽しみにしてる」
俺はそう言うと素材を渡そうとする。
アルマはそれを慌てて止めると妙なことを言い出した。
「うん!あ、でも一応契約しとこー!」
「契約?」
「契約と断罪の神に誓って契約すると契約が破られそうになると痛みが来て動きが止まるんだー!それでも契約を破る人は大事な何かが見えるんだ!」
「大事な何か?」
「物だったりスキルだったりだよー!」
「そうなのか」
契約と断罪の神はなかなか厳しいらしい。
「今回の契約は私にアイテムを渡した時点で貴方の契約内容はやったことになる契約をするよ!」
「お前は信用できると思うし配信しているから別に契約をする必要はないと思うがな」
「ううん。私がものすごく気にして自由に生産活動が出来なくなるから契約させて!」
「わかった」
「じゃあ、移動しよう〜!」
そう言うとアルマは先導し始めた。
「どこに行くんだ?」
「今回の契約は三番目の契約にするつもりだから協会だねー!」
「三番目?」
「うん!契約を破った代償は主要スキルの消失だね!」
「うわ…。それでいいのか?」
「いいの!…着いたね」
「ここは…教会?」
着いた場所はきれいな教会だった。
「ここのあの神様の前に行くよー!」
アルマはそう言うと神像が並んでいるところに向かう。
「いろんな神がいるんだな」
「うんー!戦の神とか癒しの神とか隠蔽の神とか変態の神とかがいるんだ〜!」
「そうか…。うん?今、変なのが…?」
「着いたよ〜!」
アルマは紙を持った神像の前に止まる。
そうすると俺に向かって話を始めた。
「この神様に向かって契約内容を伝えて誓うと契約に罰が付くんだー!」
「なるほど」
「契約内容は今から登録するアイテムをアラガキが私に渡す代わりに私は生産の腕を鍛え渡されたアイテムを面白いアイテムとかアラガキの役に立つようなアイテムにするように努力してそれ以外の用途にはアイテムを使わないー!」
「色々と穴がありそうな契約だ」
「契約と断罪の神に誓った契約は同意した契約の穴を突くような行為も断罪してくるよー!」
「じゃあ、大丈夫か」
「アイテムを今、私に渡してー!」
「はいよ」
アルマはアイテムをメニューを操作する。
「…これで大丈夫!あとはこれを一緒に唱えればいいよー!」
アルマがそう言うと俺の前に言葉が現れた。
それを唱える。
「「契約と断罪の神に誓って契約を厳守する」」
アルマと俺の間に紙が現れえ光となって消えていく。
どうやらあれが契約の証らしい。
「これで思う存分生産できるぞー!」
アルマが元気に声を上げる。
「アルマが面白いものを作るのを期待している」
「任せて!」
アルマに声をかけるとさら元気よく返事をした。
そうすると教会の神父に怒られて教会を追い出された。
アルマが落ち込みながら話し始める。
「あーあ。主神に挨拶してから行きたかったなー」
「主神?」
「あー。主神も知らないのかー」
「教えてくれ」
「わかったー。おばあさんの店までの道で話してあげるー」
そう言って歩き出した。




