表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/109

試練2


「千威応龍。ここに見参」


「《瞬天》」


「いざ参る。《千威雷光》」


「《魔斬》《仙歩》」


 すぐに応龍に近づくと《千威雷光》を対処する。


 《魔斬》を纏った剣を正面に置きつつ《千威雷光》をタイミング良く避けるために《仙歩》を使う。


 すると《千威雷光》の向きが変わった。


 その向きの場所を確認する前に放たれる。


「ぐっ…!」


 その《千威雷光》が当たった場所は足だった。


 近寄っている最中だった俺はそのまま転ぶ。


 立ち上がろうとするも立ち上がれない。


 どうやら部位欠損状態のようだ。


 すぐに立ち上がれないことに気づいたときには応龍が目の前まで来ていた。


「《千威罪雷》」


 応龍が刀を振り下ろす。


 それだけで俺は意識を失った。


***


「はい」


コメント︰はいじゃないが

コメント︰部位破壊なんてあったのね

コメント︰上を守っていても足をやられたら駄目だろ

コメント︰刀が盾になるわけ無いだろ!


「気をつける。そんな柔軟にできるとは思わなかった。次に行こう」


***


「千威応龍。ここに見参」


「《瞬天》」


「いざ参る。《千威雷光》」


「《魔斬》《剛断》」


 まずは近づいて《剛断》を使うことで避けさせる。


「《千威神成》」


「《魔纏》《連斬》」


 避けた応龍に《魔纏》を使って攻撃することで《千威神成》を破ろうとする。


 そうすると応龍が反応した。


「《千威残照》《千威剛断》」


「《仙歩》」


 応龍は雷となっていた刀を具現化させるとそのまま《剛断》を放ってくる。


 それを歩法で避ける。


「《千威歩断》」


「っ!?」


「《千威雷閃》」


 応龍は俺が歩法を使うとすぐに刀を横薙ぎした。


 その横薙ぎで俺の歩法が破られ、俺が硬直しているともう一つの刀を抜刀し俺の首を斬った。


***


「そういえば歩法メタ持ってたな…」


コメント︰避けるのもだめと

コメント︰辛いなー

コメント︰遠距離は論外、近距離も難しいと

コメント︰ちょっと武器変えてみる?


「大剣逝ってみるか!」


***


「《重剛断》」


「《千威神成》《千威雷掌》」


「ぐべっ!」


***


「一瞬でやられた」


コメント︰隙が多いとああなるのか

コメント︰避けてカウンターでドンだったな

コメント︰魔斬は前提っぽい?

コメント︰神成をどうにかしないとな


「攻撃が当たりそうになると《千威神成》を使うことは確定。でその後にカウンターをしてくるけど歩法では避けてもメタられる。普通に避けても同様。パリィも駄目。んじゃあ次行くか」


***


「《千威神成》《千威雷掌》」


「《身代わりの術》《傷刃》」


「ぬうっ!?」


 いつも通り《千威神成》をやらせカウンターをさせる。


 そこで《身代わりの術》をすることで応龍が本体の俺を一瞬見失ったのを見てすぐに片方の腕を斬り落とした。


 首を斬っても良かったが斬ろうとしたところで大きく直感が反応したから腕にした。


 それでも大きく戦闘力を削れたのは間違いないだろう。


 これで大きく前進した。


 腕を斬ったあと距離を取る。


 すぐに武器を構えて応龍を警戒すると応龍は懐から短刀を取り出した。


 何をするのかはわからないがやらせないために魔法を使おうとする。


 魔法は使えずにMPも消費しなかった。


 どうやらここでは魔法は使えないようだ。


 その間にも応龍は動いている。


 他の技と同じように応龍の口が動く。


「《千「させない!」


 なにかをさせないために封魔の剣を投げる。


 応龍は短刀を払い封魔の剣を落とすとそのまま斬り落とされた腕の残った部分に短刀を突き刺した。


…威雷生》」


 応龍の腕が雷になる。


 斬り落とされた腕も雷となりもとの腕の長さまで雷が広がる。


「《千威変雷》」


 応龍が言葉を発すると腕は元通りになっていた。


「距離を取るのは悪手だったようだな」


「《千威雷拍》」


 応龍が近づいてくる。


「《千威雷閃》」


「“流水”、“明幻”」


「《千威神成》」


 応龍が一閃してくるのを受け流しそのままフェイントを入れながら斬る。


 応龍はそのまま《千威神成》で避けてくるがそれを狙っていた。


「《魔纏》《速突》」


 すぐに《魔纏》をしてに攻撃する。


 核は狙わない。


 避けられるのは核を狙っているからかもしれないからな。


 そうして雷になってる部分に攻撃すると明らかに応龍が怯んだ。


 そのまま核を狙う。


「ぐっ!?」


「《致命殺》」


「《千威残照》《千威剛断》」


 怯んだ隙に核を狙うが間に合わずに《剛断》が放たれた。


 俺はそれを避けれずに首を斬られた。


***


「いけそう」


コメント︰わかったな

コメント︰急所に超反応か

コメント︰当たったところ的にそうだな

コメント︰HP見えないのが不安材料だが


「急所に反応してすぐに動くから急所ではないがないと困る場所を狙ってやっていくか」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ