↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Endlessly Possibility Online  作者: 英滅ハイア


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

12/109

クエスト3


 広場に足を踏み入れると森の雰囲気が変わる。


 不穏な空気が広場を漂う。


 すると突然、咆哮が響き渡った。


『ガアアアアアアアアアアアア!』


「くっ!」


 響き渡った咆哮は、俺の体を強制的に止めた。


 森の奥から咆哮をした敵が現れる。


 その敵を鑑定する。


――――――――――――――――――――――

《西の森の主》グレイウルフリーダー LV30

状態︰平常 属性︰無

HP︰1182000 MP︰???

グレイウルフが進化した姿。

グレイウルフの通常進化と言える魔物。

リーダーとして指揮と鼓舞を行える為、群れでの行動している時は危険な魔物であるとされる。

西の森の主として神の加護を受けている。

【鑑定不可】【鑑定不可】【鑑定不可】

――――――――――――――――――――――


――――――――――――――――――――――

グレイウルフ LV25

HP︰30000 MP︰10000

――――――――――――――――――――――


――――――――――――――――――――――

グレイウルフ LV25

HP︰30000 MP︰10000

――――――――――――――――――――――


――――――――――――――――――――――

グレイウルフ LV25

HP︰30000 MP︰10000

――――――――――――――――――――――


――――――――――――――――――――――

グレイウルフ LV25

HP︰30000 MP︰10000

――――――――――――――――――――――


――――――――――――――――――――――

グレイウルフ LV25

HP︰30000 MP︰10000

――――――――――――――――――――――


――――――――――――――――――――――

グレイウルフ LV25

HP︰30000 MP︰10000

――――――――――――――――――――――


――――――――――――――――――――――

グレイウルフ LV25

HP︰30000 MP︰10000

――――――――――――――――――――――


――――――――――――――――――――――

グレイウルフ LV25

HP︰30000 MP︰10000

――――――――――――――――――――――


――――――――――――――――――――――

グレイウルフ LV25

HP︰30000 MP︰10000

――――――――――――――――――――――


――――――――――――――――――――――

グレイウルフ LV25

HP︰30000 MP︰10000

――――――――――――――――――――――


「ガルゥ!」


「「「「「ガルルゥ」」」」」


「「「「「「ガウ!」」」」」」


コメント︰は?

コメント︰これはおかしいでしょ

コメント︰流石にやばすぎ

コメント︰倒せるか?


 格が違う。


 明らかにHP量が違う。


 覇気もあって強そうだ。


 これがボスか…。


 取り巻きの量も凄い。


 その上、連携が道中の奴らと比べ物にならない。


 俺が咆哮で止まっている間に囲んで連携して殺そうとしてくる。


 そのうえで避けられたり逃げられたりされないよう、しっかりと後ろで待機しているグレイウルフもいる。


 やばいなぁ。


 だが俺もここまで来たんだ。


 やってやる!


「“剛断”、“瞬天”、《ライト》!」


 俺は、まず包囲網を抜けるため、剛断を放ちグレイウルフを分断する。


 その後すぐに、STRとAGIを使った高速移動⋯命名“瞬天”を使い、包囲網を抜ける。


 そして包囲網を抜けた先にいたグレイウルフの目にライトを当てる。


 これで一旦、窮地は抜けた。


「“瞬天”、“剛嵐撃”、《ヒール》!」


「ポヨ!ポヨ!」


「ガルルッ!」


 包囲網を抜けられて混乱しているグレイウルフ達が集まっている中心に“瞬天”で向かう。


 そしてそのまま“剛嵐撃”という“剛断”を使った回転斬りを放つ。


 “剛嵐撃”を放っても全部を倒すことは剣の間合いから察せれる。


 だがこの畳み掛ける攻勢でグレイウルフ達の混乱はさらに深くなる。


 生き残ったグレイウルフが混乱している間に攻撃を受けずとも“瞬天”という無理な移動方法を使った代償で減ったHPを回復した。


 フリムも頭に乗りながら魔法を使い牽制してくれている。


 グレイウルフは態勢を立て直したが半分以上が一気にいなくなったことで警戒しているようだ。


「“二連剛断”、《ライト》、“剛断”」


 グレイウルフにそのまま近づき、“二連剛断”や“剛断”を使って倒し、《ライト》での目眩ましをして減らしていく。


 だが、これはグレイウルフリーダーに動きがないからできることだ。


 取り巻きのグレイウルフは“剛断”で仕留めれるがグレイウルフリーダーのHPを見るに剛断ですぐ倒せないだろう。


 グレイウルフリーダーを観察すると、グレイウルフに指示は出しているが自分では動いていない。


 瞳を見ると侮蔑が見える。


 どうやらこちらを侮っているようだ。


 だがそれは好都合。


 俺も取り巻きのグレイウルフを相手にしながらグレイウルフリーダーを倒すのはきついと思っていた。


「“瞬天”、“剛断”」


「ガァッ!」


コメント︰いつの間にかあの瞬間移動に名前がついたな

コメント︰まあ、こっちも名前がついたほうがわかりやすいし

コメント︰わかるよ。なんでも名前つけたくなるよな

コメント︰いま、そんな話してる場合か!


 これで取り巻きは全部倒せた。


 あとはグレイウルフリーダーだけだ。


 そうして睨みつけるとグレイウルフリーダーが動き出す。


「ガアアアッッ!」


「“重剛断”、ふんっ!“瞬天撃”」


「グルゥッッ!」


「さすがに効かないか」


 咆哮を上げながら、噛みついてきたのを真正面から“重剛断”で受け止める。


 そして、力を込めて思いっきり跳ね返すと“瞬天”の勢いを使った“瞬天撃”を放つ。


 だが高いダメージを与えられなかった。


 どうやらHP相応にVITもあるらしい。


「ガルッ!ガアアアアア!ガルッッ!」


「“剛断”、“流閃”、“破断”、《ヒール》」


 爪で攻撃、牙で噛みつく、尻尾の薙ぎ払い。


 グレイウルフリーダーはあらゆる体の部位で攻撃してくる。


 攻撃の威力は高く、こちらも技で相殺しているにも関わらずダメージを受けてしまう。


 こちらが攻撃を相殺している以上、相手にもダメージがあるが微々たるものだ。


 技でひっくり返せないステータスの差というゲームの仕様がこちらを苦しめる。


 ゲームである以上、攻略法はある。


 けれど、それは適正レベルというものに達していたらの話だ。


 どれほどの技術を持っていようがこれはステータス・スキル制のゲーム。


 技術でひっくり返せるのはステータスが少しの差であることが前提だ。


 …けれどダメージは通る。


 攻撃は相殺も避けることもできる。


 ならば倒せないことはない。


 さて動きはわかった。


 こうしてじっくり戦うのもいいがこちらには時間がない。


 早々に切り札を切ろう。


「《武覇解禁》」


 切り札の《武覇解禁》を使うと効果が実感できた。


 ステータスも上がり、使い方も頭の中に入ってくる。


 これはまさに切り札と言えるだろう。


 これで間に合わす!


「《覇気練武》、《魔装・覇気》、“覇断”、“覇閃”」


「ガルッ!?グルアァッ!」


 《武覇解禁》によって新たに使えるようになった《覇気練武》は敵を威圧し行動を抑制させ、攻撃に覇気を纏うことができるようになるスキルだ。


 これにより攻撃力が大幅に上がり攻撃範囲も広がった。


 そもそもの《武覇解禁》によってステータスとスキルの強化もされたことによりこちらから更に攻めていける。


 更に《魔装・覇気》というスキルも職業に連動して使えるようになった。


 覇気を纏うことを職業スキルとして成立させることで職業と種族のどちらの恩恵も受けられるようになる。


 これによって更に覇気が強くなった。


 俺にはまだ覇気を放てるような武勇は無いが⋯。


 それでも人を助けるためになら使おう。


「“覇剛断”、“瞬天撃・覇”」


「グルァッッ!!!」


 技に覇気を纏って攻撃していくとダメージを大きく与える。


 これによりグレイウルフリーダーの膨大なHPが減っていく。


 《覇気練武》によって行動を制限されているにもかかわらずグレイウルフリーダーはこちらに向かって吠える。


 リーダーとしての意地がそうさせるのだろう。


 それとも誇りか。


「ガアァッッッ!!!」


 グレイウルフリーダーはこちらを見てさらに大きく吠える。


 目には闘志を宿し、こちらの攻撃を最後まで正面から受け止めようとしている。


 これに俺は答えるために真正面からいく。


「わかった。こちらもこれで最後だ。《武覇練気》、…“瞬天撃・覇突”!」


「グルアッ!」


 グレイウルフリーダーの突撃と俺の“瞬天撃・覇突”がぶつかる。


 俺の攻撃はグレイウルフリーダーを貫通し、そして⋯。


 グレイウルフリーダーは満足そうに倒れた。


“瞬天”

AGIだけの動きではなくSTRも使った移動術。

その無理な移動方法は体を傷つけHPを減少させる。

これはある技を模したものらしい。

これを扱うにはVRの体を自分の体のように思えることと高い身体操作能力が必要。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。