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試練9


 さて始めよう。


 応龍対策は考えた。


 ならあとは実行して修正していくだけだ。


「がんばってください!」


「ポヨ!」


コメント︰行って来い!

コメント︰実行するのはお前だ!頑張れ!

コメント︰すごい一体感を感じる…!

コメント︰強化応龍を倒してこい!


「じゃあ、行ってくる!」


 そう言うと俺は応龍へと向かった。


***


 まずは応龍が現れてから。


「千威応龍。ここに見参」


「《瞬天》」


 すぐに応龍に近づく。


「《千威雷光》」


 応龍は動じずに《千威雷光》を放ってきた。


「《魔斬》!」


 それを《魔斬》でいつも通り対処する。


 そして応龍に攻撃が当たる場所まで来たが攻撃しない。


 すると応龍は《千威神成》を使わずに攻撃してきた。


「《千威剛断》」


「成功!」


 俺は笑った。


 先程の対策会議では俺が攻撃しているから《千威神成》と《千威雷掌》を使ってくることを指摘された。


 そこで攻撃せずに待っていれば応龍から攻撃が来ると考えて近くで待った。


 俺は対策が成功したことに喜びながらそのまま対策を次へと進める。


 応龍が見たことのある攻撃をしてきた場合の対策に移る。


 それは最初に却下された歩法での攻撃避けだった。


「《仙歩》」


「《千威歩断》」


「《剛力》《パリィ》!」


「くっ!」


 《仙歩》で避けようとすると応龍は歩法潰しを放ってきた。


 分かっているなら対策出来る。


 歩法潰しの《千威歩断》は他の応龍の技と比べると威力が弱い。


 それを前の配信で見ていたコメントが対策に組み込んでくれた。


 応龍の攻撃が基本的にパリィとか相殺とかができないぐらい強いならどちらも出来る攻撃を誘発すればいい。


 そうして《千威歩断》をパリィすることで絶好のチャンスを掴んだ。


 その応龍にできた隙に攻撃を叩き込む。


「《勇光撃》!《聖光斬撃》!」


 応龍は声も上げずに後ろに下がる。


「どうだ!?」


 俺にはしっかりと応龍にあたったように見えた。


 応龍は傷ついているだろうか?


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