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【第2章完結】最強な精霊王に転生しました。のんびりライフを送りたかったのに、問題にばかり巻き込まれるのはなんで?  作者: 山咲莉亜
第3章 動き出す思惑

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94 この夫にしてこの妻あり

「ウンディーネ、水属性で治癒以外が得意な子ってどれくらいいる?」

「治癒以外……水属性の精霊はほとんどが治癒特化だけど……まあ、ルーは万能型だから何でもできるかなぁ? 治癒以外が得意な子はあまりいないかもしれないよぉ。わたしが思いつく限りで十人くらいはいたかもしれないけれど……」

「わたしは結界魔法、得意だよ! 結界魔法だけはウンディーネ様より強いかも! 王宮魔法師団……だっけ? が、機密情報の書物を保管している書庫の結界を張ったのはわたしだから!」


 そういえば……俺でも言われるまで気付けなかったくらいに強力な結界が張られてたね。ウンディーネも今思い出したとでも言わんばかりの顔をしているけど、たしかに彼女の結界は大精霊であるウンディーネを上回っているかもしれない。

 全然関係ないけどさ、この(ルー)にしてこの(リー)ありって感じ。可愛いから忘れてたけど彼女も十分強いんだった。


「分かった。それなら、水の精霊は全員後方支援に回って。すべてウンディーネの采配に任せるよ。だけど戦える子や強力な結界が張れる子は護衛に回してね」

「具体的には?」

「平民、貴族、王族、すべての人を避難させて安全確保すること。怪我をした人がいたら必ず治癒すること。避難させる際に理由はいらない。『死にたくなければウンディーネ及び水の精霊に従え』と俺が言ってたって伝えればいいよ。精霊王がそこまで言うほどの何かがあるのかと思わせれば、ある程度スムーズに事が進むでしょ。魔族やエルフ族はそれぞれの王に俺から一言伝えておくから、危険だと判断した場合は自分達で何とかすると思う。だからそっちは気にしなくて良い」


 『当日は危険がないと判断した人物のみ入ることができるような結界を張って、地の宮を一般に開放する。避難させる場所はそこでお願い』と補足すると、彼女は驚いたように立ち上がる。


「ち、地の宮を開放するって……本当に大丈夫なのぉ?」

「言ったでしょ、結界を張るって。俺が許可した者以外入れないとされている宮が一番安全なんだから、今回ばかりは仕方ないよ」


 そもそも戦闘中の巻き込みを除いて、相応の理由がある者以外利用しないし殺したりしないと彼は言っていた。あの言葉は信用に足ると思う。彼らの目的は俺ひとりだからさ。それでも、その『巻き込み』が危険だから避難させるんだけどね。


「ウンディーネの采配に任せるとは言ったけど、ひとつだけ。事前に避難させておくのは駄目だよ。戦いが始まってからにしてね。混乱はすると思うけど事前に避難させるとどうしても動きが大きくなるから、それで作戦がバレてしまうと困る。戦闘中なら俺に集中してくれると思うから、そこだけはお願いね」

「御意」

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