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【第2章完結】最強な精霊王に転生しました。のんびりライフを送りたかったのに、問題にばかり巻き込まれるのはなんで?  作者: 山咲莉亜
第3章 動き出す思惑

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71 発言の意図

「────報告会は以上ですね。この一年は特に大きな戦争などはありませんでした。次の一年もお互いに手を取り合ってこの世界を発展させていきたいですね」

「ここからの予定は決まっていません。何かご意見がある方はおられませんか?」


 報告会の最後はジェソンさんが話をまとめ、次に話し合う内容についてレンが確認を取った。この手慣れている感じを見るにレンもほぼ毎年進行役を担っていると言っていたけど、俺が想像した以上に長いこと勤めているのかもしれない。


「……失礼ですが、発言の許可をいただくことは可能でしょうか?」

「もちろんです」

「ありがとうございます」


 ルー……? 何か気になることでもあったのかな。事前に聞いていた話があるわけでもないし……別に言いたいことがあるのなら好きにすればいいけどさ。


「以前ナギサ様は『精霊に頼りすぎるな』『自分達の力で国を発展させられるようにしろ』、というようなことをおっしゃっていたのですよ。覚えておられますか?」


 あー、うん。俺にもそんなことを言った記憶があるよ。同じ国で生きる存在として俺なりの激励というか、言葉はキツかったと思うけどアドバイスをしたつもりだったんだよね。俺は正直忘れかけていたけど、言われた側であるジェソンさんはどうなんだろうね? このタイミングで確認を取ったのは何か理由があるのかな。俺はルーじゃないから本心は分からないけど、意味があっての問いかけなのは分かる。


「はい、王城で行った夜会の時のお話ですよね」

「そうです。あれから何か行動を起こすことはできましたか?」

「正直に申し上げるとまだ行動できておりません。忙しいというのは言い訳でしかありませんが、大きく動き出すとなれば色々と下準備も必要ですので」


 そうだね。ルーも隠すことなく、それでも何から始めるかすでに検討しているのが分かる答え方に納得していた。ちょっと意味あり気に俺の方を見てくるあたり、本当は俺から質問させたかったんだろうなぁ……


「ルーも満足したみたいだし、話を続けて良いよ」


 時間を取らせちゃってごめんね、と言うとルーも一礼して戻っていった。そこからは今後についてとか、意見の交換をしたり世界の発展のために今できることは何かを話し合った。俺は基本聞くだけだったけど、意外に話していれば集中しているもので、二日目の会合が終わった頃には外はかなり暗くなっていた。

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