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【第2章完結】最強な精霊王に転生しました。のんびりライフを送りたかったのに、問題にばかり巻き込まれるのはなんで?  作者: 山咲莉亜
第1章 幕開けは復讐から

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21 知識は財産

 両親は俺と同じ考え方で、『努力も大事だけど結果がすべてだから』というタイプ。家では自分で勉強をしていたし、結果が出せるのなら何でも良いって感じ。

 習い事なんかもやりたいことは何でもやらせてくれたよ。運動系から文科系まで幅広く。俺の家はそれなりに立場があって、相応しい振る舞いをすることは絶対条件だったけどそれ以外に習い事に関してはほとんど制限がなかった。『結果がすべて』という考え方も立場ゆえのものだったんだと思う。


 基本的には個別指導、あるいは家庭教師。俺の一日のスケジュールは仕事、習い事、学校の三つで大体埋まるくらいには忙しくしてたけどそれとは別で独学で学んでいたものもたくさんある。それは時期や気分によって違うけどねー。


 疲れはしてもそれが別に苦だと思うことはない。だって好きでやってるし、新しいことを学べるのは俺からすると楽しいことだから。


「学ぶことが好きって、精霊は以ての外ですけど他の種族にも中々いないのでは?」

「そう?」


 弟は俺に追い付きたいからって頑張ってたけどね。その結果、小学生とは思えないスペックの高さだったし。


 知識は財産だよ。生きていて使うことはなかったとしても、あって損する知識は何一つないからね。視野が広がる。それに進学にも就職にも有利だし、良いことしかないと思う。


「ルーにも色々教えてあげようか? 俺は基本的になんでも出来ると自負してるから、大抵のことは教えてあげられるよ」


 それだけ努力してきたからね。学ぶことが好きで苦ではないけど、努力しなければ学んでも上達しないからさ。めんどくさがりだとは思うけどそこはちゃんとしてたと思う。お金を払って習わせてもらっていたんだから。

 どうやら転生しても前世の知識はそのままで運動系も問題なくできるみたいだよ。精霊だとほとんど仕事がないから関係ないけど、人間だったなら良い職場に就けたかもねぇ。


「……では、どうやったらナギサ様のようにいつ、どこでも、どれだけでも眠れるのか教えてください?僕もたまには休憩がほしいですから」


 絶対嫌味でしょ? ルーの表情がそう言ってるんだよね。まあ良いけどさ……


「寝ようとか考えずに心を無にして目を閉じたら良いだけだよー。俺は寝るのが好きだからいくらでも眠れるけど、誰もがそう言うわけではないのはちゃんと分かってるからね?」

「あ、ちゃんと自覚があったのですね。それとナギサ様、心を無にしてと言われても中々出来ないと思いますけど」


 そうかもね。心を無にしようって考えるのは、それは無とは言えないし。俺だって心を無にできるのは気絶するかのように眠った時くらい。三日三晩食事も休憩も碌に取らず、頭をフル回転させてずっと動き回っていればどんなに体力があっても流石に疲れるよ。そしてやることが全て終わったら安心感でそのまま眠りに落ちる。


 まあこんなことしても心身に負担が掛かって寿命が縮まるだけで、良いことは何一つとしてないからおすすめはしないけど。


「規則正しい生活をしていれば眠れるよ。普通に夜休めば良いんじゃない?」

「そうですね」


 最初から嫌味のつもりだったんだろうしこの答えで十分でしょ。ルーも一応は納得してくれたみたいだし。

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