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ある転生者の悩み

昔書いたものを追記して供養

需要があるようなら続き書く

 はあー。平和だなー。

 そう思いながら乱雑に積み上がった木箱に腰掛ける。

 周りを見渡せば露店が立ち並び客引きの喧騒が耳に心地よい。

 ここ、エーデルの街は近くにダンジョンがあることもあり結構大きな町だ。

 なんでダンジョンがあると街が大きくなるのかって言うとダンジョンはいわゆる資源庫であるからだ。

 危険なモンスターは出るがそのモンスター自体があらゆる加工材料の塊でありそのドロップ品を求めて人が集まる。そしていつしかダンジョンに潜る人たちのことを冒険者と呼ぶようになった。というのが教会の神父先生から教えてもらったことだ。

 この街の近くにあるダンジョンは1層しかなく産出される資源も決まっているが世の中には100層もの種類があり未だ最奥まで到達したことのないダンジョンもあるそうだ。

 そういったダンジョンの中にはユグドラシルダンジョンというものもあって……つまりは世界樹のめ……いや、まだそうと決まったわけじゃない。

 それよりも俺がユグドラシルダンジョンと聞いてまずはじめに思い出したのが18禁同人ソフトお手軽寝取りゲー「ユグドラシルダンジョン」で俺の名前がその中に出てくる双子幼なじみを寝取られてB(僕が)S(先に)S(好きだったのに)を食らうリオと名前が同じだったからだ。


 「ユグドラシルダンジョン」はおてがる寝取りゲーの名の通り主人公はまじかるおにんにん持ちで一回致せば簡単に寝取ることができる。だが主人公は処女と致すと戦闘スキルを歪な形で強奪するスキルを持っていてお気に入りのキャラで攻略したければ破瓜スチルは諦めなければならないというジレンマがあったんだけどね。それも一回クリアしてしまえばスチル、回想全開放スイッチが回想部屋に実装されるから実用的には問題なかったけど。

 ダンジョンも10階までしかなかったし、やっぱ名前だけが一致した別の世界なのかなーっていうか別の世界っぽいんだよなーいろいろ調べた限り。

 でも現実世界化に当たり製作者の人そこまで考えてないと思うが補完されてる可能性もあるし……

 なにより幼なじみの双子姉妹がまだいないってのがなー





 なーんて事を考えてたら数日後、お隣に引っ越してきましたー

 うんまぁゲームのグラは高評価だったから幼女形態もそりゃ可愛かったよ。ロリコンじゃないのにロリでもいいかな? っておもうくらいには。 多分年齢に引っ張られてるんだろうけど。


 結構胡散臭い目で見てたと思うのよ? 「ああ、この子達が将来寝取られるのかーげんなりだなーっ」ってくらいにはね。

 それでも男が珍しいのかもみくちゃにされました。うんそうなんだ。どうやらこの世界男子減少世界らしい。


 とはいえ貞操観念が逆転しているわけでもなし、子種も教会に行ってある程度の寄付すれば神様から与えられるらしいし、そもそも男女の間で子供を授かろうと思ったらダンジョンに潜ってレアアイテム手に入れなきゃならないらしいしsex自体が秘匿技術っぽいのよね。


 ん? ということは主人公は転生者の可能性が微レ存…つーかその辺の説明がなかったからなープレイしてるときは普通に男子減少世界とは思わなかったし。


 って、ちょっと! 何ズボン脱がそうとしてるの! え? なんか変なのついてるから見てみたい? だー! だめですー あ、こら追いかけてくるな! こんな公衆の面前で羞恥プレイとかどんな罰ゲームだよ…


 なつかれました。なんで? くっ、これもゲームの強制力だというのか…え? なんかいいにおいがする? お日様みたいにポカポカしてる? 俺は天日干ししたお布団かーー! きゃーって……なんで追いかけてきてほしそうにこっちチラチラ見てんだよ。……わかったよ今日も一緒に遊んでやるよ! ってこら! 二人して全力タックルはやめてくれ! 受け止めきれずにケガさせちゃうだろ。 やさしいねーって……かおまっかだよーて……うーうるさいうるさい。メスガキはわからせてやるわーきゃーって。……このまま仲深めていって大丈夫だろうか?

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