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その十一


 男が肩から荷物を下ろした。川岸に膝をつき、手ぬぐいを冷たい川の水で湿らせる。


「こう暑くちゃたまらんな……」

 手ぬぐいで首筋を拭いながら、愚痴を言う。もう夏も終わりに近いだろうに、この暑さだ。蝉さえ鳴いていない。

 聞こえるものといえば、両端からせり出す崖縁に茂る木陰の葉音と、微かな川のせせらぎだけだった。


「薬屋の辺りは滝のおかげで少しは涼しいだろうな。顔見せがてらに涼んでいくか」

 ついでにと瓢箪に水を満たす。


「ん?」

 その瓢箪のすぐ近くを、色鮮やかなものが流れていく。


 小さな花をあしらった小ぶりの(かんざし)だった。


「……薬屋の婆さんのものにしちゃ、なんだな。さては見習いでも入ったかな。こいつは顔を拝まにゃあ」

 巨体を揺すりながら立ち上がり、簪を袂に納めると、鼻歌交じりに川上に向かって歩き始めた。




***




「あのやろ……」


 辺りはすっかり暗くなった。

 炊事場からいい匂いが漂ってきている。もうすぐ夕飯もできあがるだろう。

 琥太郎は居間にあぐらを掻き、いらいらと座卓を小突いていた。

 その様子を百が足元にうずくまったまま、見上げている。


「帰ってらっしゃらないわね」

 お茶を盆にのせて運んできた一穂が、縁から見える枝折り戸を見ながらつぶやいた。

「くっそ!」

 座卓に両手をついて、琥太郎が立ち上がる。

「琥太郎、どこへ行くの?」

 居間を出て行こうとする琥太郎に、一穂が訊ねた。

「拾ってこなきゃ、また飯お預けなんでしょう? ったく、なにが暗くなる前に帰ってくるだ。出任せ言いやがって!」

「大丈夫よ。今日はきっと泊まってらっしゃるんだわ」

「泊まる? 上にですか」

「ええ。灯がそう言っていたのよ。もしかしたら、お引き留めするかもしれないと」

「灯姉が引き留める? あいつを?」

「ええ。なんでも、紙細工の作り方を絶対覚えたいらしいのよ」

「紙、細工?」

「ええ。これなの」

 一穂が、懐から何かを取り出した。


 差し出された手の上に、一羽の鳥がいた。

 よく見れば、どうやら紙を折っただけで、そういう形になっているらしい。


「昨日、社で晶さまがいろいろ紙細工を作ったそうなのだけれど、中でもこれがもっとも美しくて、どうしても作り方を覚えたいのですって。今日、晶さまが上に行かれているのも、灯に誘われたからなのよ」

「へ、え……」

 手に鳥をつまみ、行灯の明かりに透かして眺めてみる。なにをどうしたらこんな形になるのか、全く見当もつかなかった。


「……瓜も切れねえから、不器用だと思ってた」


「びっくりした?」

 一穂が笑っているのに気がついて、慌てて鳥を一穂に返した。


「ま、どんな奴でも何か取り柄がなきゃ、救いようがありませんからね」

「まあ、琥太郎ったら…… いいわ。とにかくお夕食にしましょう。慎之介は、水瀬様と楽しんでいるから、今日は二人でよ」

「はい!」

 それまでのイライラがあっという間に吹き飛んだ。

 一穂と二人きりでの食事など、どれだけぶりだろう。


 村の娘達を預かるようになる前。慎之介が現れるよりもずっと前。

 まだ幼かった頃は、こうして二人、ちゃぶ台を挟んで食事をしていたのだ。

 

 その日にあったこと。

 見たこと。

 見つけたこと。

 知ったこと。


 それを全部口にして、笑って聞いてくれるだけで、無性に嬉しかった。


 そんな時間が途切れて久しくて……


「じゃあ、オレ、炊事場見てきますよ!」

 足取りも軽く、居間を出て行った。



***



「失礼致します」

 すっと襖が開き、盆を下げた一穂が入ってきた。盆の上には数本の徳利とあぶった干物を入れた竹かごが乗っている。


「たいしたものもございませんけれど、ごゆるりとしてくださいませ」

「いえいえ。もう、一穂様がお持ち下されたものならば、この順庵には身に余るごちそうでございますれば」

「まあ、ご冗談を……」

 軽やかに一穂が笑う。

「一穂様、いま誰か来ていましたか?」

 慎之介が問いかけた。


 戸口でおとないを告げる声が聞こえていたのだ。

 こんな夜半に珍しい。


「ええ。弥太郎さんがね。明日、弥吉を預かって欲しいと」

「明日? ああ、饗応ですか」

 それで全て納得がいく。


「ええ。巡見使様をおもてなしする宴を催すために、お恵さんが朝からお屋敷に出向かなければならないからと」

「お恵さんだけではないでしょう。明日は村中の女が皆狩り出されますよ。男だけでは仕事と子守はできませんからね、他にも数人、来るんじゃありませんか」

「かもしれないわね。おにぎりがたくさん必要になるわ。お米をたくさん炊いておいたほうがいいかしら」

「子供の相手は琥太郎にさせておけばいいですよ。あいつ、案外子供には懐かれてますからね」

「そうね、そうするわ。今から頼んでおくことにしましょう。そうそう、金平糖の残りも見ておかなければ…… では、これで失礼致しますわね。あとはお邪魔致しませんから、ご自由にどうぞ」

 あわただしく一穂が出て行く。


 その足音が聞こえなくなるのを待っていたかのように、順庵が杯を置いた。

「……相変わらず、豪社は勝手気ままにやっているようだな」

「こんな果てでは藩侯の目も届かん。やりたい放題だ」

「届いたとしても、今の藩主では見て見ぬふりがせいぜいだろうよ。己の益しか見えぬお方だ。……殿がご存命ならばあのような俗物、放ってはおかれぬものを」

「言っても詮ないことだ。我らには何もできんさ」

「哀しいかな。事実でしかないがな。……それはそうと、神田、いや、菅野」

 すっと。順庵の視線が厳しいものに変わる。


「……言いたいことはわかる」

 それを受けて、慎之介が顔をしかめた。


「わかっているならなぜだ。お前にしては手抜かりではないか。身元もわからぬ娘をなぜ入れた。ここがどういう場所か、弁えておろうが」

 順庵の口調は言葉どおりせめるような色を含む。


「焔を崇めし蓮華社、神域と奉られし聖なる場。少なくはないが、天宝には価値ある場所だな」


「そういう意味ではない。わかっているくせに茶化すな」


「ったく……」

 観念したかのように、慎之介が手にした盃を膳に伏せた。


「……お前のところから帰る途中、豪社の狩りの為に、村人達に獣と間違われて追われていた娘をみかけた。気づいていたが、俺は見ぬふりをするつもりだった。飛び出して注意がこちらに向けられてはかなわないからな。村人達はそれこそ生活がかかっているから必死だ。下手をすればこちらが狩られることにもなりかねん。……そんな危険を冒すわけには行かないことぐらい、俺だってわかってる。だが…… 琥太郎が助けに行ってしまったんだ。しょうがないだろう」

「琥太郎が?」

「止める間もなかった。潜んでいた藪から飛び出していってしまってな。なんでも年端もゆかぬ子供に見えたからだと言っていたが…… 改めて話を聞けば、この辺りにあても身よりもないというし、この地の右も左もわからないときた。そんな若い娘を見すてるわけにも行かないだろう?」

 わざとおどけるように、肩をすくめてみせる。

「ふん。お前らしくない。そのように装うことなど容易いことではないか。もし水尾(みのお)が感づいていて、手の者であったならどうするつもりだ」

 だが、順庵は追撃の手を緩めるようなことはしなかった。


「俺も最初はそう思ったが…… ま、その心配は要るまいよ」

 なだめるように慎之介は苦笑を浮かべつつ杯を差し出した。

 順庵はひったくるように受け取ると注がれるままに酒を干す。


「……なぜ、そうとわかる」

 じろりと、慎之介を睨みつける。


「あの水尾(愚物)が感づくとも思えんし、大体、明日会えばわかる。本当に、ただの娘だ。策略などまったく無縁だよ、あの子は」


「お前がそう言うのなら…… まあ、信じぬこともないが…… しかし、この目で確かめさせてもらうぞ。もし万が一そうであったなら、俺は殿に顔向けできぬ」

「わかっている。気の済むようにしろ。そのために、俺とお前、二人に命じられたのであろうからな」

「……もう、三年か」

「まだ、三年だ。巣を飛び立つまで俺たちの役目は終わらぬ。しかも、親鳥に焦がれすぎておる故な、巣立ちは遅かろうよ」

「そう考えれば、一穂様も罪なお方だな」

「違いない」

 男二人、小さく笑い、互いに杯を傾けあった。



***



 七重村は夜もまだ明けやらぬ内から慌ただしかった。各家から女達が庄屋の屋敷へと向かう。しかも肥え太った中年の女と、老婆ばかりの集団だ。それを送り届けるために男達は牛を引く。

 残された子供達は、立つことも叶わぬ老人の家などに預けられ、日が昇りきった頃には逆に深閑とした雰囲気が漂っていた。

 留守を守る男達は、何事もなく無事に女達が戻ってくることを祈っている。なにか粗相や気に喰わぬ事があれば、容赦なく打ち据えられることを知っているからだ。今回は七重村からだけではないが、いつも決まってこのような催し事があると、一人や二人、犠牲者が出るのである。


 譲りの庵にも朝から三人の子供達が預けられていた。


 弥吉と妹のお志乃、治助の息子の太助である。

 弥吉はともかく、お志乃と太助はまだ幼い。なぜ自分たちが預けられたのかもわからずに、庵ではしゃぎ廻っている。その後をお茂や善爺が追いかけられるはずもなく、すぐに行方を見失った。


「やれやれ、すばしっこいのう」

「小猿、お前も探さんか! 大事なものでも壊されたらかなわん!」

「なんでだよ。オレはこれから弥吉と釣りに……」

「そんなもの、後にせい!」

「ったく」

 ぶつぶつ言いながらも仕方なく、琥太郎は子供達を探し始めた。

 だが、部屋という部屋を覗くが見あたらない。


「どこに行きやがった! おい、出てこ……!」

 怒鳴るそばから着物の裾を引かれた。


「兄ちゃん。これ、なんだ?」

 視線を落とせば、そこで太助が見慣れないものを差し出している。

「お前な、一体どこにっ……って、なんだ、そりゃ」

 見れば、掌に乗るぐらいの小さな箱で、金属でできているようだが異様に軽い。あちこちひっくり返しながら触っていると、どこかに触れたらしい、いきなり、妙な音が箱から流れてきて、驚いて放り投げてしまった。

 廊下に転がったそれからは、しばらく音が流れ続けたが、やがて途切れた。

「な、なんだ……?」

 恐る恐る指でつついてみるが、しんと静まりかえり、二度と音が出ることはないようだ。


「驚かせやがるぜ…… でも、なんだってこんなもんが…… あ、お前、まさか!」

 こんな見慣れないものがあるとすれば、心当たりは一つしかない。

 急いで晶の部屋に行くと、お志乃が晶の荷物を手当たり次第に広げていた。それこそ、足の踏み場もない。

「お前らなあ、いい加減にしろ! お茂婆、ガキ共がいやがったぞ。さっさとどこか連れてってくれ!」

 子供達を追い出し、その惨状に途方に暮れる。

 何に使うのか、まったくわからない見たこともないものが、所狭しと散乱している。

 晶が最初に持っていた荷物二つ分、綺麗にひっくり返されているのだ。

 片づけようにも手が出せなかった。さっきのように、妙なからくりがあってはたまらない。


「……」

 少し距離を置いて、しげしげとそれらを眺める。


 本当に、見たこともないものばかりだ。


 ますます、それら全部が正体が得体の知れないものに思えてくる。

 とりあえず、手近なものにそっと手を伸ばした。

 

 丸い、硬い玉だ。

 

 真っ赤で軽い。振ると中に何かが入っているらしい、かたかたと揺れる手応えと小さな鈴の音が聞こえた。

「手まりか? でも、痛そうだよな……」


「琥太郎兄ちゃん! なにしてんだよ。早く釣りに行こうってば~っ!」

 あまりに待たされてしびれを切らしたらしく、弥吉が駆け込んできて、問答無用で琥太郎の腕を引っ張りはじめる。

「わ、わかったわかった。ちょ、待てって……! 一穂様、オレ、弥吉連れて釣りにいって来ますから、すみませんがこの部屋何とかしてもらえませんか」

「あらあら…… わかったわ。行ってらっしゃい。晶様がお戻りになるまでに片づけておかなければ……」

「お願いします!」


 そして弥吉に引きずられるようにして琥太郎は庵を出た。


「あ、やべえ」

 それを手に玉を持ったままなのに気づいたのは、かなり離れてからだった。


「しょうがねえ。後でわかんねえように戻しとくか」

 袂に放り込み、川へ向かった。


 土手に腰を下ろし釣り糸をたれる。隣で弥吉もまねをして糸を投げた。二人揃って、待つことしばし。いつまで経ってもぴくりとも竿は揺れない。


「おいら、探検してくる!」

 あまりに釣れないから退屈になったのだろう。弥吉が竿を放り出して手近な藪へと駆け込んでいく。

「あまり遠くまで行くんじゃねえぞ。すぐ戻ってこい!」

「わかってるよ~!」

 一人になった琥太郎はまたのんびりと川面を見つめる。案外、こういう時間も好きだった。陽気のいい日で、やがて睡魔が襲ってくる。

 これで、今日が饗応などでなければ、言うことないのだが……



「琥太郎兄ちゃん、大変だよ、起きて!」

 うとうとと眠りかけていたらしい、肩を揺すられて目を覚ました。

「な、なんだ、引いてるか?」

「違うよ、大けがしてる人がいるよ。来てよ!」

 必死の形相である。

「またか? こんどはどんな奴が言ってきた」


「おいらが見つけたんだ。早く来てよ!」


「……わかった。弥吉、庵に順庵って医者がいる。呼んでこい!」

  その様子にただならぬものを感じて、琥太郎は釣り竿を放り出して、弥吉が示す方へ走り出した。



***



「こりゃ、けがとはいわんぞ」

 そのそばにうずくまり、順庵がため息をついた。


「……だよな」

 琥太郎も一も二もなく同意する。


 言葉通り、怪我と言うにはほど遠い状況だ。


 手や足はあり得ない方向に曲がり、頭はへしゃげ、ほぼ肉塊と言うに等しい。


「……どうやら、なにもわからんお公家方が無防備にも一人でそぞろ歩きなされておそわれたようだな」

 順庵は近くの草むらに引っかかっていた烏帽子をつまみ上げ、

「やはり、こちらの方にまで足を伸ばしていたか」

「水瀬さん?」

「この前、お前さんらが来た時に熊に気をつけろと言っただろう。その後で、湯沢だけでなく西向の沢でも同じような骸が発見されたと聞いてな、もしかしたら、熊の奴、こちらへ移動していっているのではないかと思ったんだ。その矢先に、この間万がけが人の報を運んできたのでな、肝を冷やしていた」

「あれは、デマだったけどな。今度は本当になっちまったってわけか。でも、本当に熊なのか? 今は夏だぜ?」

 餌がない冬場ならばともかく、青々と草木が茂り、様々な生き物が徘徊するこの季節に人に手を出すとは思えない・


「あれが、証拠だ」

 順庵が、骸の胴を指さした。

 その胸と思える場所に、深々とした溝が刻まれ、骨も臓物も陽光の下にさらされている。


「あれほどの爪を持つのは、熊しかありえん。今まで目にした骸の周囲にも、この四筋の爪痕が地面や岩、木肌に刻まれてもおったしな。どんな生き物にも変わり者はいるものだ」

「……はた迷惑だな」

「まあな。だが熊相手に改心しろと説教を垂れるわけにもいかんだろうが。こちらで気をつけるしかあるまいよ。さ、帰るか。……いかな名医であろうと、これには手は出せん。この先は弔い屋の仕事だ」

「検非偉には……」

「かかわらん方がいい。向こうが勝手に騒ぎ出すさ。どうせ、都からの一行の中の誰かだろう」

「村のやつが何人殺されたって動かねえのにか?」

「そりゃ、都の人間だからな。わしらとは格が違うさ」

「……おもしろくねえ」

「面白くなくても、それが世の中ってもんだ。さあ、長居は無用だぞ!」


 二人は軽く手を合わせた。ついてきていた弥吉も真似る。


「兄ちゃん、死んじゃってるの?」

「ああ。でも、お前が見つけたおかげで、弔ってやることができる。いい事したな」

 琥太郎に頭を撫でられて、弥吉は嬉しそうに笑った。



***



 三人で庵へと戻ると、門をくぐった所で、社から来た所らしい灯に出くわした。


「あら、順庵先生。お久しぶりでございます」

 灯が丁寧に頭を下げる。

「これは、頭巫女殿。お変わりないようで」

「ええ、おかげさまで。夕べから慎之介様と一杯おやりですか?」

「おっと、お見通しですか。参りましたな」

「順庵先生がおいでになるのは、そのためでございましょう?」

「いやいや。庵と社の方々のご様子を見に参っておるのですぞ。この順庵、侍医のつもりでおりますからな」

「まあ、頼りになりますこと」

 二人は朗らかに笑いながら玄関をくぐる。


 順庵の声を聞きつけたのか、奥から一穂と慎之介が慌ただしく出てきた。

「いかがでしたの。けがをされていた方は」

「残念ながら、私にできることはありませんでしたよ。おそらく、例の熊でしょうな。あとは弔い屋の仕事でございますよ」

「まあ、お気の毒に……」

 一穂の顔が曇る。

「まあ、とにかく奥へ入れ。頭巫女殿もどうです、これから丁度中食なんですよ」

「ええ。それはありがたいのですけれど……」

 慎之介の誘いに灯は少し首を傾け、



「私、晶さまをお誘いに参りましたの。どうしてもあの鳥の細工物の作り方を教えていただきたくて。昨日はお待ちしておりましたが、おいでにならなかったので、今日、もしよろしければと思いまして」



「……え?」


 その言葉に、順庵と弥吉を除く全員が顔を見合わせ、一斉に灯に視線を向けた。


「あの、なにか……?」

 灯が不思議そうに首を傾げる。


「晶さまが、そちらに伺ってらっしゃらないの?」

 最初に口を開いたのは、一穂だ。


「ええ。巫女たちもそれは楽しみにしていたのですけれど。あの紙細工だけではなく、他にもいろいろと変わった遊び事をご存じで……」


「行ってない? そんな、莫迦な……」


 沈黙の中、慎之介の言葉だけが、響いた。


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