プロローグ超常現象
キッド社会主義共和王国連邦が異世界転移してしまう!?そんな小説になっております!こちらはサブといった形で基本は私の代表作であるWorld of EBB front lineを更新していきますが、こちらも同時進行で投稿していきますのでお楽しみに!
プロローグ
EBB歴2023年、第3次世界大戦が起きなかった世界線のキッド社会主義共和王国連邦。平和な世界を謳歌し、国民も平和に充実した生活を送っていたがある日、突如として国土全体で震度5クラスの地震が発生する。この異例の事態に王国連邦政府は困惑しながらも対策本部を設置、王国連邦王立革命赤軍に対する府外状況などの偵察を行う命令を下令することとなった。だがしかしその偵察で異例の事態が発生し・・・!?
王国連邦構成共和国 セブスタン・キッド社会主義共和王国
セブスタン・キッド社会主義共和王国において偵察演習を行っていた第32偵察飛行小隊は一時演習を中断し、被害状況を偵察する命令が下されており、偵察を行っていた。しかしそこで目を疑う光景を目にするのである。
王立革命赤軍パイロット1「おい・・・俺らってセブスタン・キッド社会主義共和王国の上空を偵察していたはずだよな?」
王立革命赤軍パイロット2「ああ、そのはずだが・・・なんで海があるんだ!?セブスタンは大陸側だから陸続きのはずだぞ!?」
王立革命赤軍パイロット1「一応管制塔に連絡しろ!確かにセブスタン上空を飛んでいるかを確かめるんだ!」
王立革命赤軍パイロット2「了解。」
ズズッザァーー・・・
王立革命赤軍パイロット1「こちら第32偵察飛行小隊1番機、管制塔聞こえるか?」
王立革命赤軍管制塔員「こちら管制塔、何か被害が大きいところを発見したか?」
王立革命赤軍パイロット1「いや、我は確かにセブスタン・キッド社会主義共和王国の上空を飛行しているか?」
王立革命赤軍管制塔員「ああ。国境部を飛行しているな。それがどうした?」
王立革命赤軍パイロット1「落ち着いて聞いてくれ。海が見えるんだ。」
王立革命赤軍管制塔員「は?」
王立革命赤軍パイロット1「信じられないかもしれないが本当なんだ!信じてくれ!」
王立革命赤軍管制塔員「わかったわかった、落ち着け!空撮していったん航空基地に戻って来い!」
王立革命赤軍パイロット1「りょ、了解した・・・。」
王国連邦ファルシーフクレムリン
kid国王「まったくあの不可解な地震はなんだったんだ?」
kid元帥「今現状、特に大きな被害は報告されていないが。」
kid国王「これがより強い地震だったとしたら・・・考えたくもないな。」
kid元帥「ああ、そうd」
バタン!
ミクロフ元帥「失礼します!緊急連絡です!」
kid国王「ミクロフ元帥じゃないか。いったいそんなに慌ててどうしたというのだ?」
ミクロフ元帥「第32偵察飛行小隊からの報告で信じられないかもしれませんが・・・セブスタン・キッド社会主義共和王国の大陸側国境に海が出現したのです!」
kid元帥「何を言っているんだ!?そんなことがあるわけないだr」
ミクロフ元帥「とにかくこの写真を見てください!」
そうして見せられた写真には確かにセブスタン・キッド社会主義共和王国の国境部の年とその近くにある海が移っていた。また、その空撮は確かに偵察飛行小隊によって撮影されたものでありこれは事実だと言わざるを得なかった。
kid国王「いったい何があったというんだ・・・?」
kid元帥「大日本帝国で今はやっている漫画の系列に異世界転生物と呼ばれるジャンルがあるんだ。大体の漫画は人が死んだ後に地球とは別のファンタジーの世界のような場所に飛ばされてしまうんだ。もしかしたらその現象が本当に起きてしまったのではないか?人ではなく王国連邦全体、つまりは国ごと転生したということだ。」
kid国王「そんな、まさかそんなことが起こるわけが」
kid元帥「じゃあこの現象はどうやって説明する?・・・今現在我々は超常現象を目の当たりにしている。この超常現象を説明するにはそれを起こした別の現象を見つけるしかない。ありえないかもしれないが実際に起きてしまったことだ。たとえあり得ないことでもそれを信じるしかないのだ。」
kid国王「・・・そうだな。万が一その転生が起きてしまったのであれば今までの我々の世界とは違う場所がある可能性もある。kid元帥、国王命令だ。直ちに偵察機や哨戒機を出して周囲の偵察へ迎え。作戦実行開始は30分後だ。急いで準備せよ。」
kid元帥「了解した。」
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