表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/24

ラーメン屋

僕の名前は大空翔29歳。

仕事はパン工場で働いている。


「は~今日もよく仕事した。腹減ったな」

すると目の前にラーメン屋があった。

だが店の名前が…

ラーメン屋ピザ屋

なんでラーメン屋なのに店の名前がピザ屋なんだと思った。

だがちょうどラーメンが食べたかったし、お腹も空いていたので僕は店に入った。


「アリガトウゴザイマシタ!」

いきなり女性店員にお礼言われた。

「あのう、今来たんですけど」

「スイマセン。マダ、アメリカニキタバカリデ」

「ここ日本です」

「ニホンゴ、ムズカシイ」

とりあえず僕は席に座った。

なかなかいい店だな~

女性店員は可愛いし…

大将も頑固そうだけど、そういう人ならこだわりのラーメン作ってくれそうだ。


「ミミズヲドウゾ」

「いや、これはお水です」

「ニホンゴムズカシイ。アト、イイワスレマシタガ、コノミセイヤラシイミセトチガイマスカラ」

「分かってるよ。それよりラーメン屋なのになんで店の名前ピザ屋なの?」

「タイショウガチュウカリョウリガキライデ、ピザガスキダカラデス」

「(だったらピザ屋をやれよ)まあ、いいやチャーシューメンと餃子を」

「チョウシュウリキとギョウスイ?」

「全然違げ~よ」

「チャーシューメンと餃子」

「チャーシューメントギョウザデスカ」

「そう。あっ、僕ネギ嫌いだからネギなしで」

「チャーシューメンノネギナシ。チャーシューノホウハイレマスカ?」

「当たり前だろう。チャーシューメンにチャーシューなかったら、チャーシューメンじゃね~じゃん」

「タマニチャーシューメンノチャーシューヌキデタノムヒトガ」

「いるの?」

「イエ、イタラオモシロイノニトオモッテイルダケデス」

「…あのさアンタさっきからふざけてない?ちょっと大将!」

「どうしましたお客さん」

僕は大将に説明した。

「すいません。彼女まだ日本に来たばかりで」

「それはわかるけどさ。こっちは仕事で疲れているんだからさ」

「ワタシモ、シゴトデツカレテイマス。デモ、シゴトヲサボッテココデヤスンデイルオキャクサントチガッテ、イマモシゴトシテイマス」

「ほら、大将こんなこと言っている」

「すいません」

「それよりチャーシューメンと餃子」

「お客様うちはピザ屋なんですけど」

「ラーメン屋が店の名前だったのか!」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ