魔族領に続くダンジョン到着!
ブクマありがとうございます。
短いですがきりが良いのでコレで投稿します。
ご意見、ご感想お待ちしております。
後、本日お仕事お休みなので、ご指摘のあった誤字脱字、修正していきたいと思ってます。
見渡す限りの平原
その平原に数本の象牙色の柱が立つ。
辺りには元々建造物であったであろう残骸が散らばっている。
倒れている柱もあれば半分折れた柱もあり、それぞれが風化し、この遺跡がかなり古い物だと判断できた。
その遺跡の4本の柱が立つ中心部にケンヤ達は居た。
中心部には恐らくダンジョンの入口であろう場所が、真四角の平たい石で塞がれていている。
ケンヤがその石を退かすと、下に降りる階段が現れた。
「この遺跡から魔族領に繋がるのでござるか! 確かこの場所は600年前までは大きな街があったとされているでごさるが……、何故それをケンヤ殿が? ゲームとやらの知識でごさるか?」
アバロンの質問にケンヤは応える。
「ああ……、ここのダンジョンでかなり長い間レベル上げしてたからな。まあ高レベルの魔人が湧くダンジョンを見つけてからは、そっちでレベルを上げてたけど」
高レベルの魔人……、アバロンは震えだす。
魔人であるアバロンはケンヤの言葉に恐怖を覚えた。
ケンヤは苦笑し
「アバロンとは関係ない魔人だと思うぞ? そいつらは人族は全て敵! って設定だったからな!」
「因みにでごさるが……、ケンヤ殿が倒していたと言う魔人のレベルは……?」
「ん? 60から強いヤツで80のヤツも居たな〜、アレは強かった! ウンウン」
「「「レベル80の魔人!?」」」
アバロンだけでなく、トオルとサラも驚愕する!
「アレは装備充実してないと勝てなかったな!」
「その装備ってどんなのか見たいです!」
トオルが言うと、サラとアバロンも興味津々って感じで見つめてくる。
ケンヤは仕方ないとアイテムボックスから斬魔族刀をとりだした。
斬魔刀
高レベルの戦士用の武器で、レベル80以上の戦士でないと装備出来ない武器である。
単純な攻撃力も凄まじいが、斬魔と言うだけあって、物理攻撃耐性を持つ魔物や、ゲーム終盤や裏ダンジョンとかに出てくる、強力な魔人と呼ばれる者たちにもダメージを与えてくれる、いわゆる魔特化武器だ。
元々の攻撃力が凄まじいので、魔特化と言えど対人や対物にも優れた武器であり……etc
長いので省略……
「ってな感じかな! 他の防具とかは面倒臭いからまた機会があったら見せてやるよ」
トオルとサラはケンヤの持つ残魔刀をマジマジと見つめる。
アバロンは斬魔刀を見た瞬間「ヒッ!」と声を上げ、柱の影に隠れてしまった。
「な、なんなんでござるか! その禍々しい剣は! まるで我々魔人を倒す為だけに特化してる様ではごさらぬか!!」
柱の影に隠れ怯えながら吠えるアバロン。
ケンヤは斬魔刀をアイテムボックスに仕舞いながら
「別に魔人専用って訳ではないよ? まあ魔人にめちゃくちゃダメージ与えれるけどな!」
斬魔刀が仕舞われ、ホッとした様子で柱から出てくるアバロン。
トオルとサラが
「「今回はその剣使わないんですか?」」
ハモりなが聞いてくる。
「うん! 今回使うのはこっち!」
アイテムボックスからうっすら緑色に輝く大刀を出した。
ドラゴンバスター!
対竜族専用武器の中でも最高峰に位置する武器だ!
レベル70以上の戦士職にしか装備出来ない。
このドラゴンバスターの下位互換にドラゴンキラーや、ドラゴンタガー等がある。
どの武器も竜族に対し絶大な効果を発揮するが、斬魔刀等とは違い、竜族以外にはその攻撃力は極端に落ちる。
正しくドラゴン特化の武器だ。
「「かっ! カッコイイ!!」」
2人が目を輝かせる。
ケンヤはそのドラゴンバスターよりやや小振りの剣をアイテムボックスから取り出し
「トオルはコレを使え」
ドラゴンキラーをトオルに渡す。
「本当は俺と同じバスターの方使わせたいんだが、軽戦士のトオルは装備出来ないし、レベルの問題もあるから」
トオルはドラゴンキラーを手に取ると
「す、スゲー!! カッケー!!」
気に入ったのかドラゴンキラーをブンブン振り回している。
「サラにはコレだ!」
2対のイヤリングを渡す。
「そのイヤリングの片方は魔法力向上、もう片方はMP消費を抑える。魔術師のサラにはぴったりだろ?」
サラは赤いイヤリングを右耳に付け、青のイヤリングを左耳に装備し、アバロンに「どう? 似合う?」と、嬉しそうに聞いている。
「サラ様! 素晴らしくお似合いでござる!」
ひとしきりサラを褒めたアバロンは期待を込めてケンヤをチラチラ見てくるが……
「お前には無いぞ?」
ガックリと項垂れるアバロン……
魔人に装備出来る武器なんて持ってねえよ!!
「防御は……シルの結界があれば問題ないっしょ、シルの結界って風属性だよな? ならドラゴンのブレスにも効果あるし」
それまで蚊帳の外にされていたシルは
「ま、任せて! ドラゴンのブレス? そんなのちょちょいのチョイだから! ビシッ」
トオルとサラもシルに対し
「「シル姉さん! 防御お願いします!」」
ハモりながらお願いしてます。
「このシル姉さんに掛かれば、ドラゴンの一体や二体、ちぎっては投げ、ちぎっては投げしてやるんだから!!」
「「おお! シル姉さん凄い!!」」
い、いや……、シルさんや、貴方がやるのは防御だからね? 結界よ?
トオルとサラも止めなさい! 調子にのるから……
ごほん! と咳払いをし
「じゃあダンジョンに入るぞ!」
「レッツラゴー!!」
…………それ久々に聞いたな……
ケンヤ達はダンジョンに入って行った。
人族側からケンヤ達が、魔族領側からはミコト達。
2人の出会いまで後少し。
説明回になってしまいました……。




