プロローグ
ずぶの素人の処女作です。
暖かい目でお願いしますm(_ _)m
「ふう……やっとレベル90かあ」
1DKのアパートの一室、黙々とレベルアップに励む中年男。
佐藤賢也49歳、バツイチ、独身、職業アルバイト、月収約14万円。
負け組である……
35歳の時、長年勤めてた会社がまさかの倒産。
一応それなりに貯金はあった為、どうせならと一念発起! 以前から憧れてた自分の店を持ちたいと、起業するも僅か5年で店を畳む事に……
特に資格もなく、40過ぎの中年男性にまともな仕事など見つかるはずもなく、現在の職場でしがないアルバイト生活を送っている。
ちなみにだか、店潰した時に奥さんは離婚届を置いて出て行ってしまった。
ただ実は彼、今の生活をかなり気に入っていたりする。
元来のお気楽気質(だから店を潰してしまったのだが……)人生なるようになる! がモットウ。
まあ現在の日本ではアルバイトでもとりあえず働いてさえいれば食ってはいける。
負け組だか……
そんな彼の唯一の楽しみが、お酒チビチビ呑みながらプレーする超王道オンラインRPG
【ソードマジックファンタジー】
なんてチープなタイトル……と、思わず突っ込んだ彼だったが、どハマりしてしまった。
よくある剣と魔法とモンスターの世界、オンラインでありながら、別に個人プレーも問題なくでき、昔ながらの往年のRPGを彷彿させた。
ゲーム内で知り合って仲間たちとパーティーを組む事も普通に出来るのだか、彼は単独プレーに拘った。
なぜ?
単純に人付き合いが面倒臭いから。
そして今日も1人黙々とレベル上げに励む……
お酒チビチビしながら
「さて、とりあえずレベル上がったし、そろそろ寝るか」
本日の作業終了とログアウトしようとした時、一瞬くらっと目眩が……
「なんだこれ? 呑みすぎたか?」
しばらくすれば落ち着くか? と治まるのを待っていたか、一向に治まってくれない。
(コレ……、まじにヤバいやつかも)
どうする事も出来ずどんどん酷くなる……
(このまま死ぬ? まあ特に今死んでも……、あまり良い人生じゃなかったたあ……次生まれ変わるとしたら、もう少しまともな生き方したいなあ……)
そして意識が途切れた




