僕と彼女の物語
はじめまして作者の夕映えです。
このさくひんをみなさんに読んでいただく前に一つ
お願いがあります。
今回初投稿故に読んでいて不可解などがあるかも知れません気になることがあれば言っていただけると幸いです。それでは夢見心地をお楽しみください。
プロローグ
僕は幼なじみのローリエと一緒に、近くの野原まで散策に来ていた。まだ9歳の彼女は1人で外出することが出来ず、こうして年が2つ上の僕とたまに散策に来るのだ。
「疲れたー。もう一歩も歩けないー。」
と、言いながらいつもの切り株で腰を下ろす彼女の左の頬にあるホクロをじっ見ていると
「私、顔になんかついてた?」
と言わんばかりに小さな手で顔を覆う彼女がとても可愛らしかった。小さな集落に住んでいたこともあり、年の近かった僕たちは自然と仲良くなった。ローリエはまだ10歳にもならないのに文字書き、計算などができて、その上この世で最も美しいのではないかと思わせるほどの容姿をしていた。初等学校に行くようになってからは、こうして遊ぶ機会も減ってしまうと同時に釣り合いが取れていないのではないか、いつか見放されてしまうのではないかという不安が僕を襲った。しかし、久々に見た彼女は変わっておらずあの太陽のような笑みをこちらにむけてくれた。それを見てホッと胸を撫で下ろしていると彼女の空腹に限界が来たようで、
「もぉー!アークまだ食べないの?!そんな変な顔してないで早くママの作ったお弁当食べようよ。」
と言う彼女をなだめながら、シズクおばさんお手製のお弁当を食べることにした。中にはこの辺りの特産品であるお米で作られた、握り飯が6つとあまりこの辺りでは食べない、草(おばさんは山菜と言っていたがどう見ても道端の草だった。)と卵でできたオムレと言うおばさんの得意料理と果物が綺麗に入っていた。東洋ではよく食卓に出るというそれが僕は好きになれなかった。しかし、ローリエと一緒にいる時だけはいつも美味しいと感じることが出来た。
「おいしいね」
と彼女に言うと
「うん!」
という元気な声が帰ってきた。しかしその言葉とは裏腹に彼女はものすごく悲しそうな目をしていた。これが何を指しているのか僕はまだ知る由もなかった。
あとがき
はじめまして夕映えです。
今回は夢見心地のプロローグを書いてみました。
初めて書いた小説なので、
ご意見ご感想等送っていただきたいです。
時間があれば、続編等々書きたいと思います。
またお会いできる日を楽しみにしています。
それでは。
はじめまして夕映えです。
夢見心地いかがだったでしょうか。
初めて書いた小説なので、
ご意見ご感想等送っていただきたいです。
時間があれば、続編随時書きたいと思います。
暖かい目で見ていただけると嬉しいです。
読んでくださった皆さんありがとうございます。