3話天使の帰還と暴走
省吾が破れてから他のAクラス合格者達が影丸と戦っているが今のところ、全員瞬殺されていたそして次が最後の一人。マアメルの方は選考が終わって今は俺の肩に乗っている。
「私はルキアです。よろしくお願いします。」それはあの眼鏡の少女だった。そして少女はおもむろに眼鏡を外した。そしてその下には金色と銀色の眼が光っていた。
「魔眼持ちか。」俺がそう呟くと。
「魔眼を知っているのですか。」ルキアが尋ねる。
「ああ知っている。」っていうかもってる。俺の魔眼は鑑定と自動防衛盾だ。そしてこいつの魔眼は、未来予知と魔力操作 (待てよ俺より強くね?てかなにこの子の種族魔王(仮)そうかこの子は魔王の娘さんか。影丸、とんでもないのつれてきたな、まあ影丸なら大丈夫だろ。)
「それじゃあ、始めてくれ。」その瞬間影丸が影潜りで仕掛ける。だがその攻撃は途中で止まった。そして影丸が姿を現す。
「何故?」影丸は困惑していた。それを見ていた誰もが驚愕している。俺とマアメルを除いて。
「あの娘強~い。丸ちゃんの攻撃防いじゃったよ。あの眼すご~い。」
「流石マアメル。やっぱり気づいたんだな。」俺がマアメルの頭を誉めながら撫でると。
「えへへ、だって~見えるも~ん」こいつも実は魔眼もってんじゃねと思いながら。観戦を続ける。ここで影丸が状況を飲み込めたようだ。(流石影丸冷静かつ迅速。やられる側はあんまりわかんないんだよねあれ。)
「貴女の眼は相当強力ですね。恐らく未来を見通す力と魔力を操作する力。」
「こんな短時間で気づかれてしまうとは。ですがそれでもこの力が強力であることは明確降参していただけませんか?」ルキアがそういうとまわりから歓声の声が響き渡った。
「あいつは何者だ?」「すごい。」「これは勝った?」など聞こえてくる。(あまり幹部を甘く見てほしくないものだね。確かに未来予知と魔力操作は強いだが)
「そろそろ終わりにします。」そう言って影丸は魔力無しの物理攻撃に移る。
「なんですかその速さは[未来予知]‼」
「君が負けるこの未来は変えられない。」影丸が攻撃を入れルキアを気絶させた。確かに[未来予知]は強いだが予知できたところで体が反応できなければ予知するのは自分が負ける未来。(まだまだ詰めが甘いな。まあそうじゃなくちゃ鍛える側としてはつまらないからな。)
「という訳でクラス分け試験は終了です。今日はこれだけなので皆さん各自寮に帰ってください。明日はクラスごとに指定された場所に来てくださいね。では解散。」アリアが生徒たちを寮に返したあと俺は自分の部屋へと戻った。(この気配は‼)
「ミア..帰還」その声の主はカガミの命で魔王国の1つガルムヘルドに出ていた幹部の一人のミアだったミアは、リザードマンだったところをカガミ同様超低確率アイテムを使いまくり龍神族まで育て上げたキャラである。身長は、140㎝くらいの少女にしかみえないがその実力は統括者であるカガミと互角に戦える四天王最強であった。
「ミアたん!!」俺はミアに抱きつこうと飛び付いた。刹那
「なに..怖い」ミアはその小さな体からは想像もできない力で俺の顔面に蹴りをかました。その威力は俺の[自動防衛盾]を軽く破壊するものであった。
「ごふっ」俺はその場に倒れこむ。するとミアが
「ごめん..なさい突然で驚いただから..つい。」ミアが俺の顔を撫でながら言った。(ダメだマアメルも可愛いがミアたんの破壊力はエグい言うなれば核弾道ミサイル。)
「大丈夫だ。ミア問題ないそれにミアのそういうところも可愛いから。」
「主..ありがと」ミアの表情と言葉はとても淡白だがそれが俺の好みなのだ。
「主~な~んか楽しそうだね~」いや問題あった。俺がゆっくり後ろを振り向くと殺意の籠った目でこちらを睨むマアメルがたたずんでいた。
「いや、マアメルさん話せばわかり会える。だから落ち着こうやめて尻尾をすべて出さないで。」蛇足だがマアメルは戦闘時には尻尾を5本出して戦うその尻尾それぞれに火属性 水属性 風属性 光属性 闇属性の魔力が宿っている。
「私を~あ~んなに愛してくれてた~主は~どこに~いたったのかな~私を~捨ててや~ぱりミアたんを選ぶの?」(やめてそんな誤解を生むような感じで言われたら。)
「愛した?..主説明求む..この駄狐の何処が良い?」
「主~こいつ殺して良い?」この瞬間マアメルの殺意の矛先が俺からミアに移った。
「ちょっと二人とも落ち着けよ。あ、駄目だ。」俺は指をパチンッと鳴らしたその瞬間
「「「「ヤマト様!お呼びでございますか?」」」」グールとルーブと影丸とカガミが現れた。
「頼むあいつらを取り押さえてくれ。」俺は割りと本気で頼む。
「かしこまりました。ヤマト様全て我らにお任せください。。」そう言ってカガミ達が前に出た。
「いきます。影縛り」影丸が影でマアメルとミアを縛る。そこにすかさず。
「「加重力」」グールとルーブが重力をかける。さらにそこに。
「[神の包囲攻撃]」カガミが光の玉でマアメルとミアを囲む。マアメルだけならばここまで本気ではしなかっただろう。だが今回はミアもいるマアメル単体とは訳が違う。
「こんなので~止められるとでも~[全属性の尾]」マアメルがグールとブールと影丸の技を打ち破り。
「無駄..[神龍の咆哮]」ミアの攻撃がカガミの攻撃を凪ぎ払った。そして「[神の裁き]」突然光が辺りを包んだそして光終えるとミア マアメル カガミ 俺以外は全員ダウンしている。だがまだ二人は暴れている。
「仕方ない。俺が止めよう」俺はぶつかり合っている二人の目の前にいき。全力で土下座をした。それはそれは見事な土下座だったとか。まあその場を納めるために俺がぼこぼこにされたのは、言うまでもあるまい。
今俺は部屋のバルコニーで椅子に座り酒を煽りながら夜空を見上げていた。もちろん両ひざにマアメルとミアが座っているのだが。「カガミ。」
「カガミ参りました。」カガミが俺の前に膝まづく。
「面白いことを考え付いた。」
「何々~?」
「面白いことは..良いこと..何?」
「カガミ幹部をここに全員集めてくれ。」
「いつまででございますか?」
「できるだけ早くだ。でれくらいで集められる?」
「ヤマト様のお望みとあらば明日までには。」
「流石はカガミ。頼んだぞ。」
「かしこまりました。その前に何をなさるのか伺ってもよろしいですか?」
「お前たち幹部同士で戦ってもらう幹部最強決定トーナメントを開始する。」
「それはまた素晴らしい。それではいって参ります。」そう言ってかがみはすぐに召集を開始した。
「影丸!!」
「何でございましょうか?」
「お前ならわかるな?」
「各国からの客人の招待でございますね。」そして影丸はすぐに影に潜った。流石はカガミ直属の部下だ仕事はカガミの次に出来る。
「主~私たち~参加して良いの~?」左足の上に座っているマアメルがたずねる。
「勿論だこれは幹部最強を決める催しだからな。」
「ミア..カガミ倒す..そして..側仕え..交代。」ミアがぶつぶつとなにか言っているが気にしない。
「さて面白くなりそうだ。」俺はそう言って酒を流し込んだ。
続く
次回は、幹部最強決定トーナメント偏です。少しでも面白いと思ったらブックマークお願いします。