1話その男転生者につき
気軽にかいた作品です。更新するかどうかは人気が出たかどうか次第です。
俺の名前は白上大和実家に引きこもり金持ちの親の脛をかじりVRMMOゲームのモンスターテイムズオンラインをしていた28歳だモンスターテイムズオンラインとは、今から10年前に配信が開始されたゲームでモンスターをテイムしてテイムしたモンスター達と国を作り世界一を目指すというゲームである。
そのゲームにおいて俺は世界ランキング1位を10年間死守していた。俺は人生の全てをテイムズオンラインにかけていた、だが忘れもしない12月31日サービス終了のお知らせそれを見た瞬間俺は発狂しショック死した気がつきとテイムズオンラインの世界にいた。(ショック死してから一週間俺が死んだことに誰も気づかなかったのはまた別の話である。)ただ俺の転生は、俺がゲームで作った国に転生しただけではなくこの国シェルリルごと何処かの世界に転生したらしい。だが俺は気にやどころか嬉しかった自分を中心とする国と自分に忠実な部下達と共に異世界にそれこそ俺の夢が叶った瞬間だった。
そこから三年間俺は学校作りや交通網の整備等ゲームで出来なかったことを進めた。そのせいで俺の国シェルリルは、最先端の魔道国として世界に名が知れ渡りたくさんの異世界の人達が訪れるようになりこの世界の情報も集まってきている。
この世界には4国の人間の国とエルフとダークエルフの国が1国づつの2国に魔王の支配する多種族混合国家が6国の計12国であることと種族間の争いは200年前に1度だけ起きたが50年前に終結したことと獣人族は、存在するが自分達の領土を持っていないこと。普通の教育機関はあるが魔法や体術などを教える教育機関は存在しないこと等がわかった。
そこから俺は、この国の学校を魔法と体術などを教えるための学園ルソレイユ学園として開校し他国の生徒を受け入れ他国との関係を築こうと考え王城の会議室に幹部達を集め教員や生徒の手配について話し合った。この会議に出席できた幹部は6人その他の6人は各国に潜入していた。
「では、これよりヤマト様の考えた素晴らしい計画の実行の為に会議をおこないます。」今会議をしきっている男は俺の執事兼護衛のカガミであるカガミは、俺が10年前テイムズオンラインを始めたときに最初にテイムしたモンスターの小鬼だった。普通ならば育てない小鬼を俺は最初にテイムしたモンスターという理由だけで育て上げ鬼まで育て更には超低確率ドロップアイテム[神化の雫]を使い鬼神まで育てたプレイヤーにも負けることのない伝説の魔神だ。
「それでは、藁我が魔術を教えようそれで良いか主よ?」こいつは吸血鬼のシャメル超低確率のテイム率のヴァンパイア族を3徹によりテイムしたこちらも強力な魔人である
「「それじゃあ我らは体術を教えます。」」この二人は巨人族といっても今は人化で人の姿になっているが戦闘の時は身長5メートルを超える戦闘種族である。緑の髪のイケメンがグール青髪のイケメンがルーブだ。二人も超低確率テイムを4徹でテイムした。
「それじゃあ私は魔法をシャメルと教える~」俺の膝に座っていた幼女がそう言うこの子はマアメル彼女は狐の獣人をテイムして育て妖狐に進化させた魔物であるである。
「それじゃあ僕は生徒の募集を各国に伝えて参ります。」そう言って影の中に消えたのは俺が影丸と名付けたカガミが指揮している暗部のリーダーを勤める鬼で幹部まで実力で登り詰めた強者だ。
「わかりましたそれでは、残りの職員は私が選んでおきます。これで会議を終了しますが宜しいですか?ヤマト様。」カガミが聞いてきた。
「大丈夫だ。お前ら期待しているぞ。」
それから半年後の4月ごろ今まさにルソレイユ学園の入学式の真っ最中である。
「というわけで今日から皆さんはこの学園の生徒です。最後にこの学園の学園長ヤマト先生から挨拶をしていただきます。それではよろしくお願いします。」この学園の教頭であるアリア先生がそう紹介すると壇上にゆっくりと仮面を着けた男が上がり一礼すると
「皆さんおはようございます俺がこの学園の学園長でこの国の王シラガミ.ヤマトだこれから三年間よろしくお願いします。まあ堅苦しい挨拶はこれぐらいにしてこれから三年間は、地獄のような学園生活だ他国の貴族?王族?関係ないこの学園に入った時点でここの生徒だつまり平等それが理解できない者には自主退学を進める」するとまわりから。
「自主退学って何だよ!!」「貴族である我らが平民ごときと平等だと?ふざけるな」「調子にのってんじゃねー」「我らを侮辱したこと更改させてやる」等と力というものを理解できていない貴族たちからあがってくる。
それとは別に何人は、俺との実力差に気づいている。そんなことを考えていると突然新入生の数人から「[ファイアーバースト]」「[サンダーバースト]」「[ウォーターバースト]」「アイスバースト」等という声が聞こえ四つの中級魔法が飛んでくる。ドゴッーーーーンと激しい音をたてて壇上に煙が舞った。後ろの席から「他愛ないな」赤い髪の貴族と思われる少年が呟く。それに同調するように他の少年達も、「ごみが」「調子に乗るからだ。」「この程度が学園長だとは拍子抜けだな。。」等とほざく。だがその歓喜もつかの間「「「「嘘だろ」」」」晴れた煙の中には無傷の学園長とそれを庇うように結界を展開している執事服の男をみて少年達は立ちすくんでいる。
「カガミ助かった。」学園長がそのカガミという男に声をかけると。
「いえ、ヤマト様のお側で執事をさせて頂く者として当然のことをしたまでです。それにヤマト様ならば私などが動かなくともどうということは無かったでしょう。」
「まあとにかく今は彼奴らだ奴等は?」
「あの者達は人間の国セレナの上級貴族どもの息子達です。」
「そうか」
「いかが致しますか?」
「そうだなお前がしたいようして良いぞお前ならば心配はないと思うが」
「かしこまりましたヤマト様。それとアリアさんも来てくださいね。」
「はい」笑顔で言うカガミに対しアリアは、怯えているように見えるが気にしたら負けだ。
「じゃあこれで入学式を終わりにするそれとそこの四人は後で学園長室まで来るように。あと文句のあるものは?」俺が聞くと会場は静まり返った。
「それじゃあ担当の教師に従い教室に向かってくれ。」しばらくして俺が学園長室で待っているとコンコンとノックの音が聞こえた中に入ってきたのは笑顔のカガミだった。
「どうしたカガミ?」
「はい。先程の四人が自主退学をいたしました。」
「そうか。」この時ヤマトは、この世界から先程の貴族の一族が存在ごと消えていたことを知るよしもなかった。
「ヤマト様1つ質問しても宜しいでしょうか?」
「大丈夫だ。」
「ヤマト様はこの新しい世界で何をなさるのですか?」
「そうだな俺は、のんびりと過ごせればいいと思っている。それではカガミお前は?」
「そうですか。私は、いつまでもヤマト様の側でこの世界の変化を観察したいと思っています。」
「そうか俺の側でか、お前は俺の頼りになる執事だ側にいてもらわなければ困るからな。」
「有り難き幸せでございます。このカガミヤマト様のお側でお役に立ち続けることをここに誓います。」カガミは俺の前に膝まづき頭を垂れた。
「そうか。頼むぞ。」
「はっ」そう返事をするとカガミは部屋をあとにした。
「さてこれから忙しくなるな。」
続く
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