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爆縮と体温の機知(1)

マナー違反 平和ボケ

もし

僕の右手が

霧状の赤を撒き散らし

虚空に消えるとするなら

その余った身体で

必死に何かに踠き

成すこと成そうとする

それだけは

間違いないだろう



何故か

そうしてしまう

そこには

平穏が無くなるからさ

全ての物事が

何かと戦うような形になる

どこにも

甘ったれた感情なんか

無くなる

誰かの普通に

乗っかかって

生きていたくはないから



喉元

突き付けられたナイフで

漸く気づくのは

平和ボケが

病気だってことさ

そして

人は戦っている時以外は

真剣になれない

恋愛は違うとか

思っているかもしれないけれど

あれも当てはまる

愛する時に生まれる不安と

何処かで戦っているからさ



病気は

治ると良いが

精神の病だからわからない

精神の病が

なかなか

上手くコントロールできない

そういう時みたいに

全ての人の中に

存在するのが

平和ボケだからさ

何処か

真剣に聞こえない社会は

楽園の失敗作だ



社会問題の前に

右往左往して

政策の失敗を断罪し

一つの息の根を止めながら

自分自身の不満を

膨張させている

あんたのその汗

霧になっているよ

自分自身の不満と戦うのに

社会は巻き込まれて

人の大きさが

小さくなっている



成長し易いね

それで成長して

元の大きさになる訳だ

真剣さが足りないね

成長っていうのは

一番大きくなった時よりも

更に大きくなるって事だよ

忘れてもらっては困る

いくら平和ボケでもね

そこには

優しさなんか要らないからさ

本当に

忘れてもらっては困る










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