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スマホを持って無人島へ  作者: メキシコマン
8/20

それにしても虫が多い。


俺は虫が大嫌いだ。


つまりこの林の中という状況は俺にとって地獄なのだ。


幸い肌が隠れる服のおかげでなんとか正気を保っているが、これが半袖に半ズボンであったらすぐに発狂していただろう。


「うわっ!!!!!!」


俺は悲鳴をあげた。


落ち葉の中で何か大きなものが跳ねた。


俺は何かが動いたところをじっと見つめながら後ろに距離を取る。


「なんだ・・・」


正体はカエルだった。

茶色くて結構大きめのカエル。


カエルは直接攻撃してこないことは知っている。


俺はほっと安心し、木の実探索を続ける。


枝の先を注意深く見て歩いているが一向に見つからない。

たまにそれらしきものを見つけても背の高い木で採取ができない。


足も疲れてきた。


何年も運動をしていない体だ。

自分に体力がないことを後悔した。


休みたいが虫の多いこんなところで座りたくはない。


俺は歩を進めることにした。

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