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スマホを持って無人島へ  作者: メキシコマン
7/20

キノコ

木の実さえ見つかってしまえば水分だけでなく食糧問題も補うことができる。


なんとしてでも見つけたいが、生で食べれるものに限られるので簡単に見つかるかは不安だ。


俺はスマホが入っていたリュックを拝借し、林へ向かう。


こんな両手が空いて大容量の都合のいいもの置いておく理由がない。


当面の拠点はこの砂浜にしておきたいので、なるべく奥までは行かずに入口周辺にしておきたい。

奥まで行ってしまうと目印もなく同じような風景のため、戻れなくなる可能性が出る。


少し林を進むと、膝ほどまである背の高い草が生い茂っていく。


俺は起きた時から動きやすい感じの薄めな長袖に長ズボン、それに運動靴を履いていた。


ここに来る前の最後の記憶では上下スウェットでベッドに入ってる。

まぁいつもスウェットで暮らしているのだが・・・


誰かが着替えさせたのだろう。


こんな服は持っていないため、やはりここに来たのは作為を感じる。


そんなことを考えてばかりではきりがない。

早く木の実を探そう。


「キノコだ」


茶色いキノコが木の根元にいくつか生えている。


貴重な食べ物だがキノコは毒のものと簡単に見分けがつかなく、怖いとよく聞く。


茶色でしいたけのような形をしている。


一見地味で大丈夫そうな気はするが海水での失敗が俺を慎重にさせた。


・・・やめておこう。


もし今後スマホの充電に余裕ができたら調べながら採取してみよう。

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