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スマホを持って無人島へ  作者: メキシコマン
6/20

石ころ

『89%』


それだけを確認し、機内モードに設定してポケットにしまう。


スマホは電源を入れた時に一番電池が消費されると聞いたことがある。


しばらく使わないのであれば電源を切っても良いのだが、まだしばらくは頻繁に使いそうなのでスリープモードにすることにした。


地面から砂の付着が少なく、あまり汚れていない小さめの石を見つけた。


地面に置いてあったもの、ましてや石など口に入れるをためらう。


だが、背に腹は変えられない。


意を決して石を口の中に入れる。


付着していた砂が口の中でジャリジャリとするのを我慢し、舌で石を転がす。


これはなかなか悪くない・・・


今までの生活で唾液を意識して出すことはあまりなかったが、石を舐めていると口の中に唾液がたまるのを実感できる。


心なしか少し喉の渇きが収まった気がする。


俺は気持ちに少し余裕ができたので林に入ってみることにした。


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