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スマホを持って無人島へ  作者: メキシコマン
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エピローグ

俺は26歳ゆとり世代ど真ん中。

いわゆるニートってやつだ。


高校を卒業しなんとか大学に入ったはいいものの、友達もできず通学時間が片道1時間半と長いため1年でやめてしまった。


高校時代は友達はいたはずなのだが、なぜかこの年になっても誰からも連絡は来ない。


いや、原因はわかってる。

俺がコミュ障で、周りから見たらなんとなく仲良くしてる金魚の糞だからだろう。


向こうが俺と友達になってくれていたのだ。

卒業してから8年経ってそんなこともわからないような人間ではない。


大学を中退してからハローワークに行き就職をした。

だがそれも続かず、1ヶ月ちょっとで辞めてしまった。


それからはフリーターと無職を繰り返し、今は1年近く無職をやっている。


年齢的にこのままではまずいのはわかっている。

だがやる気が出ないのだ。


将来的にやりたいことやなりたいものなど一切なく、無気力に毎日を過ごしている。


30歳になる前には死のうと思っているので、今はゲームや漫画、動画などを見て自由に過ごしている。

やりたいことだけして死ねるのならば良い人生だろう。


下の階から両親が喧嘩する声が聞こえる。

きっと俺のことだろう。


両親はそれほど仲は悪くないが週に一度くらい俺のことで喧嘩をしている。


朝からご苦労なことで。


その喧嘩が終わり、空がすっかり明るくなった頃、俺はベッドの上で目を閉じた・・・

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