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登場人物【FG 2】
〈第二の世界〉
・クラウス=シーゲイト
バレンディナ帝国軍に所属する青年。セドナとは幼馴染であり、好意を寄せている。セドナに対して愛ゆえに過保護な面を見せるが、それ以外は至ってまともな常識人。剣はなかなかの腕前で、魔法に関してもセドナの影響でそれなりに知識はある。セドナに対して隠してはいないが知られてもいないことが多くあり、その認識のずれが彼女に多くの影響を与えることになる。一人称は「俺」で二人称は「あんた」「君」。
金髪に藍色の瞳。主要武器:片手剣。20歳。180cm。
「知らなくてもいいんだ。俺はずっと傍に居て知っているけれど、君が無理に俺を知る必要は無いから」
・ハリソン=グレーアム
バレンディナ帝国魔術師団の副団長。温厚でお茶目な部分もある初老の紳士。セドナに期待の若手として目を掛けており、クラウスとの恋を暖かく見守る。失踪したベルキスを擁護し続けてきた一人。相当な実力者だが団長になる気はあまり無く、できれば優秀な若者に就いてほしいと願っている。