登場人物【FG 6】
〈第六の世界〉
・エミル=リード
人魔大戦で活躍した英雄の一人、リードの娘。口さえ開かなければ美少女。口の悪さは父親の影響。護身術では済まされないレベルの格闘技を修めている。男勝りでさっぱりした性格。一人称や髪だけは女の子らしくしていたが、ある理由で髪を切った。フィリオンに密かな恋心を抱いている。一人称は「あたし」で二人称は「お前」。
黒髪黒目。ボーイッシュな短髪。17歳。165㎝。
「あたしを女扱いして置いて行くつもりなら、ぶん殴るからな! お前と同じで、あたしだって『英雄の子』なんだ。守るために戦う権利はあんだろ」
・ジン=ヘクセ
人魔大戦の英雄ヘクセの息子で魔術師。魔法の才は母親譲りというだけでなく体内に抱える〈魔力泉〉というものも一因で、魔力を意図的に消費し続けなければ精神的にも肉体的にも危険という体質。既に精神面への悪影響は出ていてよく衝動のままに周囲を攻撃しているが、フィリオンたちはそれでも普通の友人として接している。おバカなのが生まれつきか体質のせいかは分からない。一人称は「オレ」「オレ様」で二人称は「お前」。
濃い紫色の髪に赤色の目。ローブ装備。杖は必要無い。16歳。
「どうしたどうしたァ、オレは全然暴れ足りねェぞ! お前ら灰になりたくねェならとっととフィリオンぐらい強えェ奴出しやがれ!」




