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プロローグ 1

みなさん初めまして。

小説初投稿です。

はじめてなもので不備な点などたくさんあるかと思いますが

宜しくお願いします。

誤字などがありましたらお伝えください。

      この日を境に俺達の歯車が狂いはじめた。

      あんな事が起きなければ・・・・


  

      ジリリリ、ジリリリ、目覚ましが鳴り続けていた。

     「ん、もうこの時間か・・・。」

      目覚まし時計がさしている針は今8時30分

      (あれ・・・。8時30分だって?)


      俺の生命の危機が迫っている。

      ドス、ドスと階段をのぼる音が聞こえる。


      これは本当にヤバい。

      今自分の本能は危険を察知し怯え、震えている。

      その瞬間俺の部屋のドアが開いてしまった。

  

      ドアの向こう側から呪いのような声を発する

      悪魔がいる


      「クウヤ、空夜オキテる??」


      俺はとっさに布団で身を隠した。

      (これはマジでヤバい・・・。殺される。何か、何か手は)

      と、回避方法を考えているうちに俺の身を守ってくれていた

      布団が剥がされてしまった。


      「クウヤ、ミィツケタ」


      そして瞬時に俺は手を後ろに回され身動きが取れなくなってしまった。

      俺は今起きたばっかりで半覚醒状態だ、反抗できない・・・


      (はぁ・・・。どうしよう)


      俺の頭の中で考えた結果素直に謝るしかない!!

      という結論に達した。


      「お、おはよう・・・・光・・・・。」


      そして、光と呼ばれる今俺の身動きを取れなくしている悪魔。

      じゃ、なくて女の子は泣いていた。


      (えっ、俺何かしたっけ?)

       


      「ひ、ひどいよ。空夜約束忘れるなんて・・・」

      (約束?あぁあの事か)

      あの約束とは昨日のことである。


      俺が寝床に入る前の事。

 



      「ねぇ、空夜」

      半分瞼が下がった俺に光が声を掛けて来た

      言っておくのを忘れてた。俺と光の部屋は同じだ。

      べ、別に変な事も考えてねーよ。


      「明日は私達の誕生日だよ」

      嬉しそうに声を張り上げる


  

     「もう私達16歳になるんだよ。なんか早いね」

      光が俺の顔を見ながら曇った顔で見つめていた。


      なんか顔に付いてたか??

     「ねぇ、空夜私と約束して。」

      へっ、なんか悪い事した?


     「もう喧嘩しないで、怪我しないで」

      光は震える様な声をしていた。


      ・・・・。あぁ。


      俺は、昔から喧嘩早い性格だった。おまけに

      体も丈夫だったしな

      そう言われればしょっちゅう喧嘩してるな今でも

      昨日の夜なんてボロボロになりながら家に帰った

      もんな・・・。

      俺は光にどんだけ心配かけていたんだろう。

     

     「空夜まで居なくなっちゃったら、私・・・。」


      あと、俺達には今親がいない。

      2年前に俺達を残して死んだんだ

      ひき逃げによって・・・。


     「光、俺なるべく喧嘩しないようにするよ。でも、

      もし何かあった時にこの力を使うよ大切な人を守るために。」

  

       光は高らかに言い放った。

      「じゃ、明日私達が生まれた時間、朝7時に

                   一緒に海に行きましょう!」

       八…。

       なんで海?

       俺の頭の中はある意味で困惑している

       (明日何かが起こる)

  

      「空夜、なぜ海かって思ってる?

      私前から海行きたかったの。だって家から

         とても遠いから。あとドラマチックでしょ!」

   

      光らしい、本当説明になってないな・・・。

      でも確かに俺の家から海まで結構な距離がある。


      俺も生まれてからまだ1度も海行った事ないんだよな

      いい機会かもしれない。

      俺の知らないうちに口が綻んでいた

     (海か何だか楽しみだ)

   

    「じゃ、明日に向けて早く寝よう!」

       と光は言うとすぐ寝息を立て寝てしまった。

  

     俺はすぐ眠れず窓の外を見ていた

     (何も起こらなければいいんだがな。)


     この日の夜、風が荒れ狂っていた。

     

      

   

  


  

 

  

  

  

読んで頂きありがとうございます。

最初こんなにだらだらした展開になるとは思ってもいませんでしたが。

次はちょっと展開変わります。

これからも宜しくお願いします。

 

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