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「んぁ?」

すっげー焦げ臭い…てかここ何処?二回目だけどさ。おでこに手拭い乗ってる、うー身体怠いな。

「ん、起きましたか良かったです蒼牙があなたを運び込んできたときは何事かと思いましたが。」

この人誰。銀色でウェーブのかかった短髪に作務衣の様な緑色の着物、片耳にピアスをしている。

「あ、あの失礼とは思いますがお名前は…あ!俺は椿って言います!」

「椿さんですか。私は緑蓮、蒼牙の従兄弟で同居人です。」

緑蓮さんか…さっきの口ぶりから行くと此処は蒼牙さんの家…。っていうか俺蒼牙さんに担がれてからここに来るまで全然記憶にないんだけど…気ぃ失っちまったのか…。

「あの、蒼牙さんは今どこに…。」

お礼言わないと、ここまで運んでくれたんだから。おかげで死なずに済んだ。

「そう言えばさっきからすっごく焦げ臭いんですけど、後ろから黒煙上がってるし大丈夫ですか?」

「え!?嘘!?うわぁ!」

結構しっかりしてると思ったらいろいろ抜けてる所あるなこの人。

「お、教えてくれてありがとう御座います…ハァ。」

緑蓮さんは火から土鍋を外し、竈の火を鎮火するとがっくりと肩を落とし、束子でごしごしと焦げの汚れを落とし始めた。

ドンドン

「ああ、ごめんなさい椿さん多分蒼牙ですから開けてあげてください。」

「わ、分かりました!」

キィー

「おぉ!目ぇ覚ましたんか!」

「蒼牙さん!」

次回蒼牙sideです

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