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✧ 詩 ✧  孤独・夢・希望

生と死


赤く熱く燃えていた空が急速に冷え

海のように深い群青の天に一番星が輝き

私の前を歩く人たちは

ひとり、またひとり

静かに消えていった


さびれた街の古い街道から

冬の匂いのする路地や

乾いた風が吹く竹藪の小径や

冷たい石垣に挟まれた細い道へ

誰もがひとりきりで

そっと静かに消えていった


遠い潮騒の聞こえる、薄闇の中へ











――――――――――――――――――――――――


たそがれどき……逢魔が時……生と死が連綿とつながっていることを予感させる時刻。私たちは闇から生まれ、闇へと還ってゆく。薄暗闇の中で耳を澄ませば、潮騒のリフレインが聞こえるかもしれません。











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― 新着の感想 ―
[良い点] 自然の描写がよかった。
2017/11/09 13:22 退会済み
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