表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋-百合の衆-  作者: 幹藤 あさ
81/718

3話

「あの…それで俺が呼ばれた理由は何なんでしょうか?」


冬四郎と山上が、同時くらいに携帯を確認してメールをしてテーブルに携帯を置くのを待ってから、呼び出されていた西原が困り顔を見せた。


「何となく、察しはつくんじゃないか?今日は俺とみやが隣合ってるんだからな、なぁ?」


話をふられた冬四郎は、首を傾げた。


「いや、俺もよく分からないですが…呼び出されて、何で横に座らされたんでしょうか」


「お前…相手は西原だぞ」


「見たら分かりますよ?」


当然のように言い冬四郎もビールを呑み干すと、通りかかった店員を呼び止めて追加のビールを頼んだ。ビールが届くまでの間、冬四郎は枝豆をもそもそと食べていた。山上は何だか怖い顔をしているし、何があったのか分からないのは、西原と同じだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ