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よろず屋-百合の衆-  作者: 幹藤 あさ
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11話

熱い湯を浴びて、さっぱりとしたのかむつは鼻歌混じりに、バスタオルを頭にかけたまま、ペタペタと戻ってきた。そして、ソファーに座るとがしがしと髪の毛を拭き始めた。


「今度はご機嫌ですね」


「情緒不安定か?」


西原と冬四朗は、むつの様子を見て2人は揃って首を傾げていた。冬四朗はむつの分のコーヒーをいれると、テーブルに置いてやった。


「で、むつ。まだやる事があるって宮前さんから聞いたけど…何するんだ?」


「うん…生徒たちと玲子の病院は?様子を見たい」


「それか?やる事って」


むつは西原の方を見ると、こくりと頷いた。そして、両手で包み込むようにマグカップを持つとふぅふぅと冷まして一口飲んだ。

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