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よろず屋-百合の衆-  作者: 幹藤 あさ
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10話

鼻から下、胴体と繋がってる方とその上とに分かれて床に落ちた天使をむつは、無造作に足で払って横にやった。菜々とダリィがそれを凝視したまま、固まっている。


「…これも治せるのかしら?」


むつは誰に問いかけたのか、そう言った。すると、こつーん、こつーんと足音を響かせて近付いてくる人が居た。


「誰だ?」


「先輩がお世話になった人、だよ」


足音がする方を見ていると、きちんとマントを羽織ったノアがやってきた。


「牧師様?何で?」


むつの肩越しに菜々が、ノアの姿を確認して驚いたような声をあげていた。


「治療にはしばらく時間も体力も必要なんですよ?それに、ここまでされるとちょっと無理ですね」

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