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よろず屋-百合の衆-  作者: 幹藤 あさ
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10話

「待つのも暇だね…一服してコーヒーでも飲みたい気分だわ」


「俺はビールだな。そろそろ休みたい」


「本当それ」


2週間ほど生徒として学園生活を送っているむつは、西原よりも余計に休みを欲していた。特に今は、大小合わせるとかなりの怪我だ。ゆっくり自由に休みたいと思うのは、当然の事だろう。


むつも西原も仕事が終わって、つかの間でも取れる休みをどう過ごそうかと思いを馳せていたようだった。


浮かれた事を考えてつつも、むつも西原もしっかりと視線はシスターに向けられている。それと同時に、むつは然り気無く辺りを見回した。


シスターと天使、ダリィとその片割れ以外に怪しい気配がないかと、探っているのだ。

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